2013年10月30日水曜日

能郷白山に山登り (2)

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 昨日のブログで能郷白山へ山登りに行ってきた話をしましたが,今日はそこで出会った植物のお話をしましょう。
 
 能郷白山の登山口である温見(ぬくみ)峠の標高はおよそ 1000 m,山頂が 1617 m ですから,名古屋とはずいぶん気候が違い,当然植生も名古屋とはかなり違うのですが,中にはこんな植物もありました。
 サワフタギ(ルリミノニシゴリ)です。大学に隣接する八竜湿地でもよく見かける植物です。豊作のようで能郷白山ではたくさん実っていました。他の登山客が「あっ,ブルーベリーだっ!」と言っていましたが,ブルーベリーの仲間ではありません。ネットを見てみると,サワフタギの実は「おいしい」とも「食べたらお腹がいたくなった」とも書いていないので,たぶん「食べる価値はない」ということなのでしょうね。
 
  もうひとつ,オレンジ色の木の実です。
 これはたぶん「ニシキギ」でしょう。 オレンジの実の大きさは米粒くらいでしょうか,とてもかわいらしいのですが,赤い飾りもつけてよく目立つよう工夫されていますね~
 
 ところで能郷白山周辺は,ブナの天然林が広がっていて,保全がされているようでした。ブナのまとまった森が見られるだけでもすばらしいことです。
 
 こちらは一見すると木の紅葉に見えますが,樹木の方はすでに葉を落としていて,それに巻きついているつる性の植物が鮮やかに紅葉しているのです。このつる植物,ひょっとしてヤマブドウか?なんて期待もしたのですが(おいしいんですよ!),ヤマブドウは赤く紅葉するようで,結局名前はわかりませんでした。
 
 最後にお見せするのは,登山道の真ん中で寝そべったように生えている木です。これは「ダケカンバ」といって,有名なシラカバ(白樺,正式には「シラカンバ」)とよく似ていて,樹皮が茶色いのが特徴です。本州中部では森林限界(標高2500m前後)付近でよく見られますが,能郷白山では標高1500m付近でも生育していました。
 なぜこんな形なのかというと,ここが冬になると日本海からの季節風が直撃して豪雪地帯となるからです。雪の重みでまっすぐ上になかなか伸びることができないのですね。そんな冬の厳しさをダケカンバは教えてくれるのです。

 ほどなくしてこの能郷白山も雪で閉ざされることでしょう。この山が白く見えた時,名古屋も本格的な冬の到来となっているはずです。
 

2013年10月29日火曜日

能郷白山に山登り

 みなさまこんにちは、よしだです。

 大いに盛り上がった金城祭の翌日(27日)、KSCのうすだ先生と私は山登りに行ってきました
 うすだ先生との山登りと言えば、7月下旬に行ってきた伊吹山が初めてですが、その後どこへ行こうか、となりました。たとえば、

 ①伊吹山は深田久弥氏の「日本百名山」のひとつなので、百名山
   全登頂を目指す
    → 気軽に山を楽しむ、というレベルではないですよね
 ②伊吹山にちなんで「い」で始まる山をひたすら登る
    → 「イザルガ岳」みたいにかっこいい名前の山もありますが、
      正直「それどこ?」ですよね (正解は南アルプス)

といった(あまり現実的でない?)アイディアもあったのですが、初級の低山から上級の高山まで幅広くカバーできて、なおかつ親しみの持てる山に登る目標を立てました。それは

「名古屋から見える山に登る」

という明快なもの。そんなことから今回、瀬戸線から見える山ということでこのブログで何度も名前の出てきた能郷白山に登ることにしました。岐阜県と福井県の県境にある、標高1617 m の山です。登山口のある温見峠(ぬくみとうげ)まで、「国道」ならぬ「酷道」157号線と揶揄される山道を、冗談抜きで気合いを入れて(汗)車を走らせました。

 さて、登山口に着くと晴れ間も見え始め、周囲の山の紅葉もきれいに見えてきました。午前9時半すぎに登り始めました。
休日だけに登山客も多めです

 登り始めからいきなり大変! 結構急な坂を登っていきます。しかも直前まで降っていた雨のせいで道が滑りやすく注意が必要です。
きっ、きつい・・・(汗)

 しかしこんな景色に出会うと、つらさを忘れてしまいますね。
おぉ,紅葉真っ盛りです!

 急登を越えると一転して道はなだらかになります。頂上に近づいてくると樹木もなくなり、周りは一面のササ原になりました。草原地帯のようでちょっと日本離れした景色ですね。

 登り始めてちょうど1時間半で頂上に着きました。今回はいつもより短い行程です。
意外にシンプルな頂上です(笑)

 見晴らしのよい頂上近くの祠まで移動し、そこでお昼にしました。天気はまずまずなのですが、冷たい北風が強く、寒いのなんのって・・・(泣) お湯を沸かしてインスタントラーメンを食べました。温かくておいしかったです!
うすだ先生が凍えています(苦笑)

 食後のおやつはこれ。前日の金城祭で初めて発売された金城コラボ商品の「いかくん」と「キャラート」。私は泊りの登山でワインを持っていくこともあるので、前者はそのおつまみによさそうですね。後者は甘い濃厚な味が疲れた体に合いそうです。どちらも山登りのお伴にいいかも!?

 時折日が射すものの曇りがちで,残念ながら遠くの山々や名古屋の街は見ることができませんでした。それでも山の上の景色というのは良いものです。
紅葉の山肌に雲間から光が射しています

 帰りも紅葉した木々を見ながら1時間半で下山しました。今回は登山というよりも「ハイキング」と言った方がよいかもしれませんが,一足早く深まった秋を堪能できました

 次回はこの山登りで見た生きものの写真をご覧いただきましょう。
 
 

2013年10月26日土曜日

大盛況の金城祭

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 台風の接近が心配でしたが,なんとか天候も回復して金城祭が開催されました。大学構内で建物の建設中で,いつもと違う形での開催ということもあって,どれくらいの人が来てくださるか全く予想できなかったのですが,いやはや大変でした。里山の材料で工作できるKSCブースは,
 
目の回るような忙しさ @o@
 
でした! 満足にお昼ご飯も食べられず,「猫の手も借りたい」とはこのことでしょう。何といっても,予想外にお子さんの来訪が多かったのです!
 
スタッフ一同,うれしい悲鳴をあげてました!
 
下の写真を見ると,そこまで言うほどでもないんじゃない?なんて思うかもしれませんが・・・ 
それもそのはず・・・
 
 本当に忙しいときは
写真を撮るヒマすらなかった
からです!
 
 でも,来てくださったみなさんが一生懸命になって工作し・・・ 
できあがったぶんぶんごま竹とんぼで楽しそうに遊んだり・・・

できあがった松ぼっくりツリーに満足している顔を見ると,「やってよかった~」と思うのです(^^)。

 KSCブースに来てくださったみなさん,本当にありがとうございました!
 スタッフのみなさん,本当におつかれさまでした!
 

2013年10月25日金曜日

金城祭の準備

 みなさまこんにちは,よしだです。

 台風の接近が気になるところですが,今日は明日の金城祭の準備を行いました。まずは先日(19日)の炭焼きの窯開けです。実はこの日,炭焼きマイスターの河村先生が不在で,事実上私が執り行った「よしだ流」の炭焼きとなりました。いつもより温度が早く上がり,高い温度を維持させてしまったしたため,竹炭のできあがりがちょっと心配だったのですが・・・
まずまずの出来あがりです!
(灰になって消えた量が多めですが,
そのあたりは目をつぶっていただきたく・・・苦笑)
  
 KSCブースとなるE4号館の310号室に移って,会場の設営です。
出し物の準備をしています

 袋詰めした竹炭です。こちらはご自由にお持ち帰りいただけます。
 
 松ぼっくりツリーどんぐりのオブジェの材料です。松ぼっくりは金や銀,緑に色を塗りました。
 
 今回新しい出し物は,蜜ろうキャンドルづくりです! 養蜂博物館見学でお世話になった井上養蜂さんで巣素(すそ)という蜜蝋のシートを購入しました。
 
 16時過ぎには準備が完了! 明日はたくさんの方に来ていただけると嬉しいです!
E4号館310号室ですよ~
これが目印です!
 

2013年10月23日水曜日

どんぐりを炒ってみました

 みなさまこんにちは,よしだです。

 昨日のブログで,どんぐりを炒って保存してみる,という話題を書きましたね。実際自宅でやってみました。
 その前にどんぐりをもう一度ていねいに選別し,割れや虫食いのないもの(○),割れのあるもの(△),虫食いのあるもの(×)に分けました。今回炒ってみたのは「○」のどんぐりの一部です。適量を鍋にとって,ガスコンロの弱火の上でころころ転がします。ときどき「ポンッ!」とどんぐりがはぜるので,ふたを忘れないようにします。だんだん香ばしいかおりがしてきました~(期待)。

 しか~し・・・

 どんぐりを炒るなんて初めてのこと。火加減も炒る時間もよくわかりません。「全部のどんぐりが割れて,中の実が見えるようになればよいのではないか」と考えて炒っていたのですが,これが失敗の元(泣)。
火から下してきました
 
 やってみて初めて知ったのですが,どんぐりには火にかけて早々に割れるものもあれば,ずっと炒っていても最後まで割れないものもあるのです。
4つは割れてますが,下の2つは結局割れませんでした
 
  でどうなったかというと,乾煎りというよりかは「焙煎」という状態に・・・ (ToT) まるでコーヒー豆のよう。炒りすぎてカチカチです。
歯に自信のある方のみ
食べていただけます(苦笑)
腐敗を避ける目的は充分果たせそうですが,これではちょっとね・・・。

 でも,「○」のどんぐりは,よく乾かして風が通るように保存してみました。これがうまくいけば一番簡単そうです。

 というわけで乞うご期待!(って,何を???)
 

2013年10月22日火曜日

今日もまたどんぐりひろい

 みなさまこんにちは,よしだです。

 ただいま参加者募集中の「里山を食べよう」のメインとなるどんぐりクッキーづくりですが,前回スタッフで作ろうとしたところ,拾ったどんぐりの保存がうまくいきませんでした。冷蔵庫に入れておいても傷んでしまったのです。それであらかじめ炒ってから保存してみてはどうか,ということになり,今日もまたどんぐりひろいをしてきました。

 今日拾ったのはW2号館の北側に生えているスダジイのどんぐり。道端に落ちているので拾うのは楽ですが,通行する学生さんや先生からすると「何してるの?」って感じでしょうね(変な人っぽくてすみません・・・汗)

 15分ほどで拾ったどんぐりはこれくらいの量に。重さで300gちょっとでした。 
 
 ここから,どんぐりを包んでいる「殻斗」という部分や,傷んだどんぐりなどを取り除いていきます。そして細かいごみを落とすと同時に,実の入っていない殻だけのどんぐりを取り除くため,水で洗います。写真ではわかりづらいですが,実の入っていないどんぐりはぷかぷか浮くのですぐわかります。
 
 どんぐりを選別してするとこんな感じに。右が殻斗など使えないもの。左が使えるどんぐりです。この時点で重さは240gくらいになりました。
  あとは私が自宅に持ち帰って炒ってみることにします。さあ,うまくいくでしょうか???
 

★里山学習講座「里山を食べよう」のご案内です!
http://www.kinjo-u.ac.jp/document/donguri.pdf
↑ 参加してね!!!
    まだまだお席に余裕がありま~す(苦笑) 
 

2013年10月21日月曜日

雨上がり

 みなさまこんにちは,よしだです。

 けさはすっきりと晴れ渡り,東のアルプスから西の伊吹山まで山々がきれいに見渡せました。17日に見えた時は,乗鞍岳と白山は冠雪で白くなっていましたが,今日はどちらの山も雪が消えたように見えました。昨日一日降り続いた雨は,山の上でも雪ではなく雨だったようです。

 さてきのうの雨は,金城の森にしみ込んであちこちに湧水を作っていました。下の写真は第三駐車場からW10号館に向かう道で撮ったもの。一見単なる水たまりのようですが,左の斜面から湧き出した水が道路を横切って流れていました。

 けさはまず,八竜湿地に様子を見に行きました。湿地の下流にある新池は,雨水とともに大量の土砂が流れ込んだようで,一面黄土色に濁っていました。 
 
 八竜湿地に流れ込む渓流の最上流部に行ってみると,ここから既に水は黄土色・・・ 少し前までここは,沈殿した鉄分の赤色が目立つ場所でしたが,この変化は,この上で行われている造成工事と関係があるのかもしれません。

 ただ,土砂の流入はこの時点では落ち着いているようで,水が湿地を出るまでには大部分が沈殿し,流量測定装置付近ではほぼ透明になっていました。 新池の濁りも時間が経てば透明になってくることでしょう。
 それにしても,結構な流量ですね! 流れる水が多すぎて,手作業による水量測定ができなかったくらいです。仕方なく8月末から今日までのデータだけ回収してきました。この期間,大雨や台風が何度もあり,水位のかなり高い状態が続いていたことがわかりました。

 今週後半も強い台風がまたやってきそうですね。人的被害はもちろんのこと,湿地の生きものたちにも被害が及ばないことを願うばかりです。
 

2013年10月19日土曜日

第27回炭焼き

 みなさまこんにちは,よしだです。

 きょうは金城で27回目となる炭焼きを行いました。金城祭で配布する竹炭を作るためです。原料の竹は小野先生が割っておいてくださったのですが,燃料となる薪は,これまでのストックのほか,先日の台風で落下した木の枝を集めて使いました。
太い枝もたくさん落ちていました
 
 いつものことながら,火をつけてからしばらくは,煙と格闘するつらい時間です(泣)。きょうは40分ちょっとこの時間が続きました。
画面が白いのは煙のせいです
 
 薪が安定して燃え出したら,金城祭の工作の準備に取り掛かりました。下の写真は,ぶんぶんごま用に枝の輪切りを作っている様子です。
うすだ先生のチェーンソー初体験です(笑)
 
 こちらは竹とんぼの羽根作りです。キリで穴をあけています。
羽根の中心に穴をあけるのがコツです
 
 こちらはどんぐりごまやオブジェづくりに使うどんぐりを拾っている様子です。
今年はアベマキのどんぐりがたくさんありました
 
 炭焼きはいつもよりずっと早く温度が上がり,14時前には窯の温度600度の目安となる青い煙に変わりました。そのまま加熱を続け,15時過ぎには窯閉じをして,一通りの作業を終えました。仕事が終わった後のお楽しみは・・・
やきいも!
(今日もおいしく焼けました!)
 
 これで金城祭に向けての準備がかなり進みました。みなさん,KSCのブースにぜひお越しください! おまちしています!
 
 

2013年10月18日金曜日

KSC全体会

 みなさまこんにちは,よしだです。

 きょうはKSCの全体会が行われました。来週に迫った金城祭に向けた準備の打合せです。金城祭でのKSCのブースは,E4号館の310号室(演習室)と決まりました。
みんなで相談しています

 これから一週間,金城祭に向けての準備に忙しくなりそうです(笑)。

 さて,「KSC全体会」というタイトルでブログを書くと,いつも同じような写真になってしまうので(苦笑),おまけで季節を感じさせる写真を一枚載せましょう。

 名古屋市内ではちょっとめずらしい,田んぼの写真です。大学の近くにはちょっとした田んぼがあって,今朝通りかかったら既に稲刈りが終わっていました。たくさんのスズメが集まって,落ちているお米を盛んについばんでいました。夏の間,スズメは田んぼでたくさんの虫を食べてくれるので,お米はスズメへのそのお礼なのかもしれませんね。
 

2013年10月16日水曜日

「トヨタの森」を見学しました

 みなさまこんにちは,よしだです。

 昨日(15日),小野先生と私は豊田市内にある「トヨタの森」の見学に行ってきました。トヨタの森のスタッフのみなさんが8月26日に金城の里山を見学していただいたことが縁の始まりで,今回私たちが訪問した次第です。

 「トヨタの森」は豊田市中心部から車で10分ほどの丘陵地にあります。隣接する宿泊施設などを含めると75ヘクタールの面積だそうですから,その広さは金城の大学の敷地のざっと3倍! 
ここから入っていきます

 入口からすぐのところに「エコの森ハウス」があって,スタッフのみなさんが迎えてくださいました。木でできた落ち着く建物ですね! 
すてきな雰囲気です!
 
 「トヨタの森」では豊田市や名古屋市などの小学校の課外授業の受け入れを積極的に行っていて,この日もたくさんの子供たちがやきいもを焼いたり,森を散策したり,木の実を食べてみたりしていました。雨の降るあいにくの天気でしたが,スタッフのみなさんのお話が上手でみんな楽しそうでした! 下の写真は,木の上にある巣箱の話を子供たちがきいているところです。
あの巣箱の中に,だれかいるかな???
 
 上の写真の巣箱は空だったのですが(残念),別の巣箱にはちゃんと中にいました。ちょこんと顔を出していますが,何かわかりますか? ムササビです!!! 
かわいい~!!!

ムササビは夜行性で,昼間は巣箱をねぐらにしているようです。この森で何頭か生息しているそうで,この森の豊かさを示しているといっても過言ではないでしょう。
 
 この森も,里山としての手入れを行っているところや,自然の状態に任せてあるところ,もともと棚田だったところを利用したトンボの池,小さな沢など,多様な環境が組み合わされています。だからこそいろいろな生物が棲むことができるのですね。中にはフクロウが狩りをしやすいように整備しているところも!
小さな水たまりはカエルの産卵場所になります

 こちらは炭焼小屋です。人の大きさからずいぶん大きいものであることがわかりますね。小屋の周辺で伐採した木を燃料に,コナラやアベマキで木炭を作るそうですが,窯が大きいだけに,焼くだけで2-3日かかるのだとか!
年に一回炭焼きをするそうです

 他にもいろいろな場所を,雨にもかかわらず一日かけて案内してくださり,それだけでも恐縮なのですが,今回特別に,お昼をごちそうになってしまいました。何をいただいたかというと・・・
炭火の石窯で焼いた
あつあつのグラタンです!
 
 これがおいしくないわけがありませんねっ!(笑) スタッフのみなさんとの話も楽しく,いろいろと勉強もできて,とても充実した見学をすることができました。

「トヨタの森」のみなさま,ありがとうございました!

 
★☆★☆★
トヨタの森では,体験イベントの参加者を募集しているそうですので,興味のある方はどうぞ!
 
・きこりや,薪割り体験ができる,「里山とくらし:トヨタの森を楽しもう!コース」
【詳細はこちら】 http://gazoo.com/my/sites/0001452279/forest_of_toyota/Lists/Posts/Post.aspx?ID=90
 
・ムササビがすみやすい環境をつくる,「ムササビのすむ森づくり」
【詳細はこちら】
http://gazoo.com/my/sites/0001452279/forest_of_toyota/Lists/Posts/Post.aspx?ID=95
 
こちらのイベントもお忘れなく~!(笑)
・金城学院大学里山学習講座 「里山を食べよう」 「里山でクリスマスリースを作ろう」 「里山で炭焼きを体験しよう」
 【詳細はこちら】
http://www.kinjo-u.ac.jp/document/donguri.pdf
 

2013年10月9日水曜日

どんぐり拾い

 みなさまこんにちは,よしだです。

 11月2日の里山学習講座「里山を食べよう」の開催に向けて,きのうの午後,事前打ち合わせが行われました。会場での流れなど,より詳細な話し合いを行ったあと,一度試作してみる必要がありそうだ,ということになりました。

 というのも,どんぐりクッキーの作り方は多様で,市販の「どんぐり粉」を利用する方法や,コナラなどのアクのあるどんぐりを晒して利用する方法などたくさんあります。今回はスダジイ・ツブラジイを使う方法は,アクがなくそのまま使えるのですが,やはりやってみないとどうなるかわかりませんね。それでスダジイのどんぐり拾いをしてきたのです。
大人でも意外に楽しいです(笑)

 場所は第三駐車場の入り口で,斜面上のスダジイの大木からころころとどんぐりの落ちてくる音が聞こえます。今年は豊作の年のようです。クッキーの試作の結果はまた後日お話ししましょう!