2019年2月22日金曜日

島田湿地と小牧市で調査

 みなさまこんにちは,よしだです。

 まだ2月なのに春のような気配だった先日,天白区の島田湿地と小牧市の調査地に出かけました。これは7月にもブログに書いたのですが,毎月1回定期的に行っているものです。
 
 島田湿地は周辺が湿地状になっている池から流出する水量の観測をしていて,パソコンをつないで観測の中断→データ回収→観測の再開という手順を取ります。それと同時に装置にたまった泥を取り除いたり,落ち葉よけの網(グリーンのもの)を張り直したりといったメンテナンスを行います。ここは周辺にコナラなどの木が多く,落ち葉が装置に入り込みやすい環境なので,毎回少しずつ張り替えて改善をしています。
 
 続いてこちらは小牧市の調査地。ここは目に見える湧水はなく,周辺から流れ込む水や雨が供給源になっているようです。

 地下水も調査していますが,採水できたのは3ヶ所中ここだけ。1ヶ所は底まで水がなく,もう1ヶ所は埋もれてしまい採水できなくなってしまいました。 
 
 採取した水は研究室に戻ってすぐにろ過を行い,必要に応じて前処理も行いました。後日機械を使って成分の分析をします。
 

2019年2月18日月曜日

八竜緑地意見交換会・勉強会

 みなさまこんにちは,よしだです。

 2/16 (土曜日),大学で八竜緑地意見交換会・勉強会が行われました。これは八竜湿地とその周辺の樹林帯を含めた八竜緑地を永続的に保全するため,保全を行っている「水源の森と八竜湿地を守る会」,地元学区の町内会,緑地の管理者である名古屋市の市役所・区役所・関係団体,そして金城学院大学が集まり,それぞれの昨年一年間の活動報告と,今年の活動予定を報告するもので,毎年この時期に行っています。
 
 私からは八竜湿地の水質調査と,流出量観測の昨年のデータを報告しました。水質は特に変わっていないのですが,流出量は気候の影響を大きく受け,豪雨により2017年の一年分以上の水がわずか一週間で流れたことを紹介しました。
 
  続いて別の教室に移り,勉強会となりました。今回は愛知学院大学教養部の富田先生にお越しいただき,「日本の湧水湿地の中の八竜湿地 ~立地環境の視点から~」というタイトルでお話をいただきました。

 富田先生はもともと地理学がご専門で,その視点で八竜湿地の立ち位置,生い立ちなどを解説していただきました。私も八竜湿地でどのように調査を進めていったらよいか,大変に参考になりました。
 
 これからも八竜湿地が都市の中の貴重な自然としていつまでも残るよう,私もみなさまと協力しながら調査・研究を進めていきたいと思います。
 

2019年2月15日金曜日

第55回炭焼きと餅つき

 みなさまこんにちは,よしだです。

 前回の炭焼きからあまり時間が経っていませんが,再度炭焼きを実施しました。今回はあまり人が集まらず,炭焼きの最初の部分は私の「ワンオペ」だったので,写真がありません。このままでは餅つきも中止かな?と思っていましたが,ようやく11時頃になって人が集まり始めました。

 急いで餅つきの準備を始め,もち米を蒸し始めたのは11:30頃でした。順調に蒸しあがり,つき始めたのは12時過ぎ。事務の方々も見学に来られ,みなさん少しずつ餅つきを体験していただきました。この様子は大学の公式SNSにもアップしていただきました。
これからもち米を蒸します
 
みんなで少しずつ餅をつきました
 
いっぱいついて,柔らかくて
いいお餅ができました
 
 今回のもち米は,前回の半分くらいの量にしましたが,それでも少し余るくらいでした。しっかり食べたので,午後はまた肉体労働です(笑)。今回は河村先生からいただいたコナラのほだ木にシイタケの菌を打っていきました。 
市販の種駒を打ち込んでいきます

 炭焼きの方は650度まで温度が上がり,青くて透明感のある煙に変わったので,たぶんうまく焼けていることでしょう。16:30過ぎに窯を閉じて作業を終えました。

 今回で今年度予定していた炭焼きは全部終わりました。
 みなさまおつかれさまでした。
 

2019年2月8日金曜日

第54回炭焼きと餅つき

 みなさまこんにちは,よしだです。

 KSCでは先日,54回目となる炭焼きと,KSCだけでは初めての餅つきをしました。
 まずは炭焼きです。里山学習講座で焼いた竹炭を窯から取り出します。
 
 そして先日割った竹を窯に詰め,ふたをして砂を盛り,薪を窯口に入れて点火です。
 
 いつものように約1時間,我慢の時間が続きました。火が安定したらいよいよ餅つきの準備です。畠山先生があらかじめ洗って水に浸しておいてくださったもち米を蒸します。こちらもやはり薪を燃やしてお湯を沸かします。
せいろを囲んで団らん?
 
 もち米が蒸しあがったらいよいよ餅つきです。石製の臼はとても重く,小屋の前まで運ぶことができません。台車で運搬できるところで・・・ということで駐輪場の片隅で餅つきをすることにしました。
最初にもち米をつぶしていき・・・
 
みんなで交代しながらペッタンペッタン
 
 でき上ったお餅は,寄付していただいた(ありがとうございます!)きな粉やぜんざい,こしあんにつけたり,買ってきたノリを巻いて磯辺巻きにしていただくことにしました。手分けして作って食べました。
つきたてのお餅は
とてもおいしかったです!
 
 全部で3 kgくらいのもち米をついたのですが,みんなお腹がいっぱいになってもまだ余り,通りがかりの人も呼んでおいしくいただきました。 

 で,食べたあとは肉体労働です(笑)。次の炭焼きに備えて竹を割っていきました。

 いっぱい働いて,餅で膨れたおなかもすこしだけ落ち着きましたね(笑)。でも恐ろしいことに,この後定番の焼いもとか,焼きリンゴとか,焼きバナナも・・・。さっきお腹いっぱいって言っていたはずなのに・・・(苦笑)。 

 このあと窯の温度は550度ほどになり,煙の色も良くなったので,16:30過ぎに窯口を閉じて終了としました。が・・・まだお餅が余っているではありませんか! せっかくなので今日来ている先生方に配ろうということになり,炭焼き小屋を片付けて撤収し,私の研究室で味付けをして小分けにし,学生さんが配達に行きました。

 先生方からもおいしかったと言っていただき,初めての割にはうまくいったかな?なんて思います。せっかく餅つきの道具をいただいたので,これからもこうやって活用していきたいですね。

 みなさまおつかれさまでした。
 

2019年2月5日火曜日

竹割り

 みなさまこんにちは,よしだです。

 先日伐倒して乾かしておいた竹を,今日適当な長さに切って割りました。ただ,切って間もないので大して乾いておらず,手斧を入れてもゴムのように跳ね返ってきました。もう少し早く切っておけばよかったと反省しています。
きょうは教職員メンバー3名が
集まりました
 
 小屋の中にずっと転がったままだった竹もついでに片づけてしまおう,と割ってみたところ,2回くらいアリの大群が出てきました。あらら,せっかく静かに冬を越そうと思っていたのに,こんな寒い時に外に放り出してしまって,なんだか申し訳ない気持ちになりました。
アリさん,ごめんなさい・・・

 1時間ほどの作業で次回の炭焼き分くらいの竹が用意できました。みなさまおつかれさまでした。