2024年12月28日土曜日

炭焼き

 みなさまこんにちは,よしだです。

 先日KSCで,今年度2回目の炭焼きを実施しました。前回はブログに書いていませんでしたが,研究材料としての竹炭を得るためでした。今回は来年度の竹炭配布(金城の里山紹介)に向けた準備です。

 まずは竹を窯に詰めます。今年伐倒した竹を事前に適切なサイズに割って用意しておいたのですが,炭焼き部屋?に以前から保管してあった竹だけでちょうど窯いっぱいになりました。

 集まった学生さん火入れをしてもらい,薪をくべて加熱していきます。いつも通り煙くて大変な時間がしばらく続きました。そのうち薪が少なくなってきたので,薪割りをしていきます。今回の集まった5人の学生さんは皆1年生で炭焼きも初めて,薪割りも初めてなので,これもチャレンジです!
まずは狙いを定めて・・・

振りかぶって・・・

刃は命中したものの,木が硬くて割れないことも
ありましたが・・・

きれいに2つに割れました!

 上の写真のようにお互いに動画を撮ったりして楽しんでいるようでした。ただ,私も薪を割る時に動画を撮ってもらったのですが,うまく割らないと示しがつかないというプレッシャーを感じました(笑)。

 自分たちで割った薪をくべていきます。竹がよく乾燥しているからか,今回は温度の上りが比較的よかったです。

 お昼ご飯を食べたら,窯にサツマイモをセット! じっくり加熱しておいしい焼いもができました!

 今回窯の中の温度は500度ちょっとまでしか上がりませんでしたが,500度までは割と早く,500度をしばらくキープできたので,目標の600度には届かなかったものの,まずまずの焼き上がりになったのではないかと思います。あたりが暗くなった17時,窯口を閉じて終了としました。

 今年度はもう一回炭焼きをして竹炭を確保しようと思っています。
 今回参加したみなさま,おつかれさまでした!
 

2024年12月26日木曜日

流出量測定装置の水漏れ対策

 みなさまこんにちは,よしだです。

 前回11/25の投稿で,豊田市の上高湿地に設置した流出量測定装置で漏水が発生し,その修理に行った話を書きました。それからおよそ2ヶ月,水位変動のデータをみるとやや不安な感じがしたので,愛知教育大学の富田先生と一緒に修繕に行ってきました。

 上の写真は作業前の様子で,見た目は漏水していないように見えます。なのでむしろ装置を外すことに躊躇もしたのですが,やはり仕切り直しをすることにしました。

 装置をいったん外し,水を漏らさないよう底面に粘土状の泥を敷き,再び装置を置いて周辺を土で固めました。がしかし,底面から水が漏れてきたのでもう一度やり直し,こんどは水漏れがないことを確認して,装置のまわりを土で固め,さらに土のうで固定しました。

 次回は年明けに現地に行き,状況を確認したいと思います。