みなさまこんにちは、よしだです。
先日私が北アルプスの黒部川源流部の山に登ってきた様子を何回かに分けてお伝えしていますが、第2回目は祖父岳(じいだけ)の紹介です。
祖父岳は標高2,825 mで、ここも日本の山の高さで100位以内に入っていますが、作家の深田久弥が選んだ日本百名山には入っていないので、登山者の間でもちょっとマイナーな山です。前回紹介した黒部五郎岳と標高で15 mの差しかないのに、すぐ横に標高2,924 mの鷲羽岳(わしばだけ)がそびえていることもあって、どちらかというと目立たない存在です。
でもこの山、黒部源流部の現在の風景を作るうえで重要な役割を果たした山なのだそう。黒部川源流部には,意外にも広々とした台地が広がっています。日本最後の秘境ともいわれる雲ノ平です。いかにも空の上にある台地,という感じのすてきなネーミングですね。この雲ノ平は,かつて祖父岳の噴火によってできた溶岩台地なのだと言われています。
まずは東側の鷲羽岳山頂から祖父岳を見てみましょう。こちらから見ると崩壊部分もあっていくらか荒々しさも感じる山容です。鷲羽岳とは標高でほぼ100 mの差があるだけに,あまり高い山には見えませんね。写真では近いようにも見えますが,ここからコースタイムで1時間半から1時間45分くらいかかる道のりです。
祖父岳の紹介はここまでで,次回は黒部川の源流を紹介します。