みなさまこんにちは,よしだです。
先日私が北アルプスの黒部川源流部の山に登ってきた様子を何回かに分けてお伝えしていますが,第4回目は黒部川周辺の自然ではなく,黒部川源流に最も近い山小屋,三俣山荘を紹介します。
三俣山荘は三俣蓮華岳と鷲羽岳の中間に位置し,黒部川水源地標の碑から直線距離で1 kmもないくらいの近さです。それでも森林限界は超えているので,明るく開けたところに建っている印象があります。
金城学院大学のサークル “金城学院里山コンサベーション” (KSC) のブログです。KSCは,2009年の金城学院創立120年・大学設立60周年の記念事業で始まった「キャンパス里山化計画」の担い手として結成されました。このブログでは,金城学院大学の豊かな自然林の里山化の取り組み,そこに生きるいきものたち,そしてKSCメンバーによる自然をフィールドにした活動など,幅広く紹介しています。
みなさまこんにちは,よしだです。
先日私が北アルプスの黒部川源流部の山に登ってきた様子を何回かに分けてお伝えしていますが,第4回目は黒部川周辺の自然ではなく,黒部川源流に最も近い山小屋,三俣山荘を紹介します。
三俣山荘は三俣蓮華岳と鷲羽岳の中間に位置し,黒部川水源地標の碑から直線距離で1 kmもないくらいの近さです。それでも森林限界は超えているので,明るく開けたところに建っている印象があります。
みなさまこんにちは、よしだです。
先日私が北アルプスの黒部川源流部の山に登ってきた様子を何回かに分けてお伝えしていますが,第3回目は黒部川の源流の紹介です。
みなさんが黒部川と聞いて何を思い出すでしょうか? 一番イメージしやすいのは,おそらくは日本一の高さを誇る黒部ダムではないでしょうか。行ったことがあるという人も多いでしょう。あれを見る限り,黒部川は大きな川という印象ですよね。
2018年に黒部ダムに行った時の写真をご覧ください。黒部ダムから上流側を見ています。中央奥にそびえるのが赤牛岳で,黒部川はこの山の手前で右に曲がり,そこから反時計回りに270度回転して源流に到達します。
しかしながら,黒部川は最初からあの大きさではありません(当たり前ですが…笑)。その源流では,ほんのわずかな流れから始まるのです。そして源流というと,多くの人はうっそうとした森の中にあるとイメージすると思いますが,アルプスの山中にその源があると,そこはすでに森林限界を超えているので,意外にも明るく開放的なところに源流があったりします。
三俣蓮華岳から北の方向を見て撮った写真です。右端が鷲羽岳,左端の半分緑色をしている山が前回紹介した祖父岳です。中央の大きな谷が黒部川で,河原の石が堆積しているのも一部見えています。この写真の中に源流がありますが,「開放的」という意味がわかるかと思います。
その源流に行ってみましょう。さすがに「最初の一滴」が見られるところまでは行けませんが,登山道の脇の「水場」と表示されている場所だと簡単にアクセスできます。身長10cmほどの私の山の相棒「ゾン太くん」と一緒に撮ってみましたが,川幅は30cmほどしかありません! これが生まれたての黒部川です。あの大河も,ここでは余裕で一跨ぎにできます!(笑)
同じ場所でもう少し見上げてみましょう。谷の源頭部まですっきりと見渡すことができます。実に開放的な源流部です。この小さな流れがあの大河になるなんて,この場所に立つとむしろそっちの方が不思議に感じます。
黒部川の源流の紹介はここまでで,次回はおまけとして黒部川の源流に一番近い山小屋,「三俣山荘」を紹介します。
みなさまこんにちは、よしだです。
先日私が北アルプスの黒部川源流部の山に登ってきた様子を何回かに分けてお伝えしていますが、第2回目は祖父岳(じいだけ)の紹介です。
祖父岳は標高2,825 mで、ここも日本の山の高さで100位以内に入っていますが、作家の深田久弥が選んだ日本百名山には入っていないので、登山者の間でもちょっとマイナーな山です。前回紹介した黒部五郎岳と標高で15 mの差しかないのに、すぐ横に標高2,924 mの鷲羽岳(わしばだけ)がそびえていることもあって、どちらかというと目立たない存在です。
でもこの山、黒部源流部の現在の風景を作るうえで重要な役割を果たした山なのだそう。黒部川源流部には,意外にも広々とした台地が広がっています。日本最後の秘境ともいわれる雲ノ平です。いかにも空の上にある台地,という感じのすてきなネーミングですね。この雲ノ平は,かつて祖父岳の噴火によってできた溶岩台地なのだと言われています。
まずは東側の鷲羽岳山頂から祖父岳を見てみましょう。こちらから見ると崩壊部分もあっていくらか荒々しさも感じる山容です。鷲羽岳とは標高でほぼ100 mの差があるだけに,あまり高い山には見えませんね。写真では近いようにも見えますが,ここからコースタイムで1時間半から1時間45分くらいかかる道のりです。
祖父岳の紹介はここまでで,次回は黒部川の源流を紹介します。
みなさまこんにちは、よしだです。
先日私は北アルプスの黒部川源流部の山に登ってきました。その様子を何回かに分けてお伝えしようと思います。
第1回目は黒部五郎岳の紹介です。
山登りをしない人にとっては「知らない山だなぁ」ということになるかと思いますが、標高は2,840mあって日本の山の高さの順位で100位以内に入っていますし、作家の深田久弥が選んだ日本百名山にも入っていることから、登山者の間では有名な山の一つです。
この山は東西方向に延びる稜線上にあり、その東側には、かつてあった氷河で削られたカール地形となっています。これがとても大きく、東側の山から見ると腕を大きく広げて悠然と構えたような他にはない形をしています。
私は2021年に初めてこの山に登りましたが、その時はカールと反対側の富山側からの登頂でした。富山側は気持ちのいい稜線歩きが楽しめるのですが、山頂に立って東側に広がるカールを俯瞰し、「いつかはこのカールの中を歩いてみたい!」とその時以来ずっと思っていたのです。今回ようやくその願いが達成しました。
東隣の三俣蓮華岳(みつまたれんげだけ)から見た黒部五郎岳です。中央が大きく削られていることがよくわかりますね。
カールの中に入ると、大きな岩がごろごろと転がっています。そのさまを「ゴーロ」と呼び、黒部川の源流部に位置することから、山の名前が「黒部五郎」となったそうです。
山頂からカールの北側半分を見下ろします。歩いてきた道が筋になって見えています。紅葉も相まって素晴らしい景色だと思いませんか?
この絶景を見るのは2度目ですが、頂上で居合わせた人たちとおしゃべりしたり、おやつを交換したりしながら、1時間以上ものんびりとここで過ごしました。何もせずただ景色を見るだけの時間を過ごす、そんなぜいたくをさせてもらえて本当に幸せでした。
みなさまこんにちは,よしだです。
大学では昨日(9/18)から後期の授業が始まりましたが,その前にKSCでは恒例となった「流しそうめん」を開催しました。
9月に入っているとはいえ残暑も厳しく,昨年もものすごく暑かったことから,デザイン工学部の朴先生のご厚意で,今年は先生の実験室を使わせていただけることになりました。これなら暑くても雨が降っても開催できて安心です!
そうめんを流す竹は事前に半割りにしておき,当日は節を除去してセッティングしました。室内で水を流すので,足元にブルーシートを敷いておきました。
ちなみにこの竹は,冬に70cmほどの長さに切って炭焼きの材料になる予定で,有効活用をします!
みなさまこんにちは,よしだです。
本日(9/15),中北薬品株式会社様より鳥の巣箱を頂戴いたしました。
中北薬品様は今年8月に創業300周年を記念して300人で300個の鳥の巣箱づくりを行い,ギネス世界記録に登録されたのですが,中北薬品様も金城学院大学も,ともに名古屋市の「ネイチャーポジティブパートナー」に登録されていることから,名古屋市の仲介でギネスの鳥の巣箱を一部提供していただけることになったのです。
巣箱を提供していただき,ありがとうございました!
みなさまこんにちは,よしだです。
9月8日(火曜日),名古屋で大雨が降って市内の各地で道路や線路が水没したり,公共交通機関が運休したりして,大きな影響を受けました。当日は帰宅困難になってしまった学生さんもいて,大学内で一夜を明かしたそうです。
さてその後も雨が続いていたのですが,昨日(9/11)の午前は一時的に雨が止んだので,私が流出量の調査をしている八竜湿地の様子を見に行ってきました。写真は撮っていませんが,湿地の下流部にあるため池(新池)はまだ茶色く濁ったままでした。雨水とともに土砂も流れ込んできた様子が見られました。
私の調査の装置は,一部の土のうが流されていましたが,装置自体は特に異常はありませんでした。装置に取り付けた網にたくさんの落ち葉などが引っかかっていて,かなりの水が流れたことがうかがえます。