みなさまこんにちは,よしだです。
3月になりましたが,暖冬傾向が強かったからか,あまり冬を感じることなく春になりそうですね。早くも先週から沈丁花の花の甘い香りが漂い始めました。
さて今日(3/2)は大学で「八竜緑地意見交換会」「水源の森と八竜湿地講演会」が行われました。これは毎年この時期に開催しているもので,八竜湿地を含む八竜緑地の保全に関わる行政,保全団体,地元町内会,そして金城学院大学が一堂に会し,昨年一年間の状況報告と今後の活動方針,質疑応答などをするものです。
金城からは私が参加し,私が調査した水質・流出量・動物調査の結果を報告しました。昨年は雨が少なかった(過去10年の調査で最小でした)ことから,流出量も少なくなったのですが,雨の量に比べて流出量がかなり少なかったので,現在データの確認を行っていることなどを説明しました。
報告会のようすです
昨年八竜湿地内で実施した植生調査の結果からまとめられたデータによるご講演で,2017年の植生調査と比べて様々な変化があったとのことでした。
湿地を放っておけば,さまざまな要因で消滅してしまうものではあるのですが,貴重な自然を守るために人の手で維持をしていく必要があります。簡単な話ではないのですが,少しでもお役に立てられるよう,私も協力を続けていくつもりです。
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