2017年6月12日月曜日

信州・上高地のキツネ

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 私はこの日曜日,信州の上高地に行ってきました。上高地は私の大好き場所の一つで,自然を満喫してリフレッシュしてきました (^_^)
本当に美しいところなのです!
 
 名古屋ではもう真夏日もあったりするこの頃ですが,この日の上高地の予想最低気温は氷点下1度(!) 名古屋なら真冬です。実際,朝の7時前ころは,木道にたまった水たまりには氷が張っていました(@_@; 
寒かったです~
 
 この時期の上高地のお楽しみはニリンソウ。同じ場所から二本の花茎が伸びて,同時に二輪の花を咲かせるので「二輪草」。花がかわいらしくて素敵です。 
 
 散策路を歩いているとニホンザルの群れがいて,母ザルが幼い子供を背負って歩いていました。遊歩道でわずか1 m ちょっとの近さですれ違ったのですが,人間を全く気にする様子はありません。野生動物なのに,ちょっと人に慣れすぎているのが気がかりです。 
普通に人の横を歩いています
 
 さて,タイトルにあるキツネ。明神(みょうじん)という場所の近くで,メインの散策路から分岐する道へ入ろうとしたところ,その道にキツネがいるのが見え,結果的に追いかけるような形で何枚も写真を撮ることができました。慌てて走って逃げる感じはありませんでしたが,何度も振り返りながら人間(私)とは距離を取っていました。なので上のサルとは違って,下の写真は望遠で小さく写ったものをさらにトリミングしています。

上高地のキツネです
こちらの様子を窺っていますね
 
 私にとって,野生のキツネを目撃したのはこれが初めて。ただ,私の中のキツネのイメージとはちょっと違っていました。小野先生が自動カメラで2013年に学内で撮影された写真をもう一度掲載しますが,金城のキツネは体が細いですね。それに比べて上高地のキツネは,えさに恵まれているのでしょうか,体つきがよく,毛並みも良いように見えます。 
金城のキツネです
小野先生の自動カメラで撮影されたものです
 
  上高地のキツネはちょっと小柄のようにも見えたので,もしかしたら子ぎつねかもしれません。大人と子供 (成獣と幼獣) の違いが印象の違いにつながっている可能性もあります。そうだとしても,野生動物が本来の自然ではなく,都市域に生息することについて,思わぬところで考えさせられました。
 

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