みなさまこんにちは,よしだです。
昨日11/2(日曜日),KSCのイベントではないものの,私の研究室のイベントとして御在所岳ハイキングに行ってきましたので,今回はその様子を書きたいと思います。
御在所岳は名古屋の西にある鈴鹿山地にある山で,標高こそ一番ではないものの,知名度ではダントツの一番と言っていい山ではないかと思います。そしてこの時期は紅葉の名所としても知られています。
私たちは当日,電車とバスを乗り継ぎ,御在所ロープウエイの湯の山温泉駅に到着しました。道路は駐車場待ちの車で渋滞し,ロープウエイに乗ろうとする人が長い列を作っています。
今回私たちは「裏道」と呼ばれる登山道で山頂を目指しました。最初は川沿いの登山道を進んでいきます。川の水は澄んでいて,とてもきれいです。このあたりはまだ紅葉が始まったばかりでした。
橋を渡ることも何度かありました。この橋はまだ新しくしっかりしています。
ここでは新しい橋に架けかえるために関係者の方々が作業をされていました。このような地道な取り組みのおかげで私たちは安全に登山をすることができるわけで,感謝しかありません。
出発して1時間20分ほどで藤内小屋(とうないごや)に到着しました。さすがにここもにぎわっていますね!
藤内小屋で少し休憩して再び歩き始めます。沢沿いの道を峠に向かって登っていきます。一帯は土石流がたびたび発生しているのか,樹高の低い若い木しか生えておらず,見晴らしがよくなりました。
奇岩が多いことで知られる御在所だけですが,これは「兎の耳」という名前がついていました。みなさんはウサギの耳に見えますか?
このルートも変化に富んでいて,沢を飛び石で渡ったり・・・
鎖を伝って登ったり・・・
登山道の途中には藤内壁(とうないへき)への案内看板がありました。「ロッククライマー以外は危険ですので立ち入らないでください」と書いてあったのですが,見上げるとこんな感じです。私にはとても登れそうにない大岩壁ですが,よく見ると登っている人がいます! すごいですね~。
標高を上げると紅葉が見頃になってきました。この日は曇り空だったのでコントラストがやや低めですが,晴れて光が射したら目を見張るような光景になりそうです。
沢を登り詰めて国見峠というところまで来ました。ここから見た山の景色は不思議な感じです。山腹が岩だらけなのに,岩の間から生えた木が紅葉しています!
ロープウエイの山上駅に到着し,スキー場だったなだらかな斜面をいったん下ってから再び登って御在所岳の山頂に向かいます。中には斜面を駆け下る学生さんも! ここまで3時間以上歩いてきたのに,体力はまだまだ余裕なのでしょう。元気ですね!
山頂に到着しました! 望湖台というところまで行ってみましたが,残念ながら雲が多くて琵琶湖を望むことができませんでした。山頂付近は風が強く寒く感じたので,風が少しでも避けられそうな場所でこの後みんなで昼食をとりました。
下りは歩かずにロープウエイに乗って下山します。写真は山上駅の乗り場近くから斜面を見たものですが,ちょうどこのあたりが紅葉の見頃になっていますね。
ロープウエイのゴンドラの中からガラス越しに撮った斜面です。ガラスの反射が写り込んでしまっていますが,木々が色とりどり紅葉しているのがお分かりかと思います。
今回参加したのは,山に登るのが初めてという学生さんと,昨年の御在所岳ハイキングに参加して今年も参加した学生さんでした。中には途中でしんどくなってしまった学生さんもいましたが,何とか持ちこたえて全員揃っての登頂となりました。山登りを通じて自然の美しさや興味深さ,面白さを知る機会だけでなく,「やればできる!」という自信が学生さんについたらいいな,と思っています。
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