2026年6月20日土曜日

ヤモリの住処

 みなさまこんにちは,よしだです。

 私は大学の敷地などに数台の自動撮影カメラを設置して,動物の調査をしています。カメラは金属のケースに入れて樹木などにくくりつけて固定しています。 

 場所によって動物が多く写るところとそうでないところがあるので,おおよそ2週間から1か月おきに撮影データを回収しているのですが,先日この金属ケースを開けたところ,中にヤモリがいました。今まで暗くて静かだったのが,急に明るくなって戸惑っているようです。

びっくりさせてしまってごめんね~

 別のカメラのケースを開けたところ,今度は卵が産み付けられていました。実は以前も産卵があって卵の殻がまだ付いたままになっています。この場所が気に入ったのでしょうか。1つが白,もう一つはややピンク色をしていますね。


 ネットで調べてみたら,卵から孵化まで1~2か月かかるそうですが,無事に成長するといいですね。
 

2026年6月3日水曜日

台風一過

 みなさまこんにちは,よしだです。

 きょう6月3日の朝,台風6号が東海地方に最接近しました。暴風警報が出て大学は午前中が休講となりましたが,午前中には雨も止んで晴れ間も出始め,午後からは通常通り授業がありました。

 さて,大雨が降った直後の湿地の水量はどれくらいあるのか,午後八竜湿地に行ってみました。すでにすっかり晴れて安全な状態です。

この写真からは,数時間前に台風が来ていたとは
思えませんね。

 八竜湿地内に設置した,水の量を量る装置です。装置の中央から勢いよく水が流れ出していることがわかります。あまり多いようには見えないかもしれませんが,雨が少ない時は本当にささやかな流れなので,これは相当水量が多い状態なのです。
ざばざば音を立てて流れています!

 この装置で水量を知るためには,一定時間あたりの流出量と,常時モニタリングしている水位との関係式を作らなくてはいけません。より正確な関係式を作るためには,さまざまな水位の時の流出量を量る必要があるのですが,水位が高い状態は短い時間しかないので,大雨の後すぐに測定できるのはチャンスなのです!

 とはいえ,大量の水が流れている状態で水を取るのは簡単ではありません。大きくて厚いビニール袋を流出口に当てて,時間を計って水を取るのですが,たった2秒で25L前後も水が流れ出しました。これをできるだけ正確に測るのも簡単ではありませんが,ビニール袋に入った25Lもの水を岸に持ち上げるのもひと苦労です! 腰を痛めないように注意しながら4回繰り返しました。

 今日のデータを今まで測定したデータに加えたところ,きれいな曲線を描くグラフがかけました。関係式の信頼度もさらに向上して満足です!