2013年4月20日土曜日

「八竜湿地研究会」発足!

 みなさまこんにちは,よしだです。

 きょうは「八竜湿地研究会」の初会合がありました。この研究会は,八竜湿地で地質調査を行い,湿地が過去どのような環境のもとに形成されてきたのかを明らかにすることを目的として,土壌調査,年代測定,地層中の昆虫・珪藻・花粉の古生物分析,理化学分析などを専門とする先生方とともに,金城からは小野先生とそのゼミ生の学生さん,そして私も加わり,2年間の予定で結成された研究プロジェクトです。

 今日は初めての会合ということで,午前中は現地調査から始まりました。八竜湿地では主に現地を見ながら地質調査に適する場所の確認を行いました。

 ここは湿地から少し高いところにあるトウカイコモウセンゴケの生育地です。湿地環境がどのように生まれたのかを見るにはとてもよい場所です。

 午後からはW9号館の演習室で小野先生・森先生・私が順に八竜湿地に関するプレゼンテーションを行い,今後の研究の進め方について議論しました。
 この研究プロジェクトでどんな結果が得られるのか,とにかくやってみないとわからない,というのが正直なところですが,これだけの強力なメンバーがそろっていますので,湿地について様々な情報が得られることは間違いありません。貴重な湿地を持つ金城の強みを生かし,プロジェクトで湿地の謎の解明を進めていきます。

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