先日のことになりますが,3月12日(日曜日) に「まめなしのある風景 守山」事業の今年度の報告会が,地元の大森北コミュニティーセンターで行われました。
この事業については,私も参加しているためこれまで何度か紹介してきましたが,絶滅危惧種であるマメナシの最大の生育地が守山区であることから,住民・自治体・大学が連携してマメナシを守っていこうという取り組みです。昨年始まったばかりのものですが,一年を総括する意味で報告会が開かれました。
今回はマメナシを卒論の研究テーマの対象にした名古屋工業大学の学生さん,この事業の設立・運営で主導的役割をした守山土木事務所の方,今年度結成された「蛭池のマメナシを守る会」の方,地元でマメナシの紹介活動をされている方の4名から,それぞれ成果や活動状況について発表がありました。
広くはない会場でしたが,事業の関係者はもちろんのこと,地元の方々も参加され,ぎっしりと席が埋まる状態でした。発表の後はまとめて質問の時間となったのですが,熱心な意見交換がなされ,時間はあっという間に過ぎてしまいました。
この事業の進捗とともに地元でマメナシの認知度が上がり,マメナシが守られると同時に,地元で愛される植物になっていったらと,私もメンバーの一人として思っているところです。
なお,この事業が主催となって,マメナシのお花見・観察会が来たる4月2日に開催されます。私も簡単な実験を通して,マメナシが生育する環境について紹介します。ぜひみなさまお越しください。このイベントについての詳しいことは,下記の守山区のホームページをご覧ください。
http://www.city.nagoya.jp/moriyama/page/0000090860.html
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