みなさまこんにちは,よしだです。
2/16 (土曜日),大学で八竜緑地意見交換会・勉強会が行われました。これは八竜湿地とその周辺の樹林帯を含めた八竜緑地を永続的に保全するため,保全を行っている「水源の森と八竜湿地を守る会」,地元学区の町内会,緑地の管理者である名古屋市の市役所・区役所・関係団体,そして金城学院大学が集まり,それぞれの昨年一年間の活動報告と,今年の活動予定を報告するもので,毎年この時期に行っています。
私からは八竜湿地の水質調査と,流出量観測の昨年のデータを報告しました。水質は特に変わっていないのですが,流出量は気候の影響を大きく受け,豪雨により2017年の一年分以上の水がわずか一週間で流れたことを紹介しました。
続いて別の教室に移り,勉強会となりました。今回は愛知学院大学教養部の富田先生にお越しいただき,「日本の湧水湿地の中の八竜湿地 ~立地環境の視点から~」というタイトルでお話をいただきました。
富田先生はもともと地理学がご専門で,その視点で八竜湿地の立ち位置,生い立ちなどを解説していただきました。私も八竜湿地でどのように調査を進めていったらよいか,大変に参考になりました。
これからも八竜湿地が都市の中の貴重な自然としていつまでも残るよう,私もみなさまと協力しながら調査・研究を進めていきたいと思います。
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