みなさまこんにちは,よしだです。
名古屋も少しずつ紅葉が始まってきましたが,きれいな紅葉を求めて,私は10/30(金)にお休みをいただき,山岳観光地として有名な信州の上高地に行ってきました。
始発のバスで上高地に足を踏み入れたのは午前6:30頃。見上げると,山々にちょうど朝日が当たり始めていました。上高地に多く生育するカラマツが紅葉の見ごろを迎えていました。この日は氷点下2度まで冷えたそうで,霜が降りて木々が白く縁どられています。冬の訪れを感じさせる美しい景色が広がっていました。
寒さを忘れる美しい景色です
こんなに冷たい川にもぐるなんて!と
人間の感覚ではつい思ってしまいます
帰ってから調べてみたところ,「シモバシラ」という植物だそうです。地上部は枯れていても根は生きているので,枯れた茎にも水が送られ,それが外気で冷やされて氷の結晶となったものとのこと。面白いものを見ることができました。
今回上高地バスターミナルから横尾という地点まで散策しました。このあたりまで行くとそびえる山の表情が変わって偉容がすばらしく,ほれぼれするほどです。
横尾までというと,往復で約21 kmの散策となります。お散歩というにはちょっと長め(笑)ですが,景色がよく,寒さでちょうどいい感じに体が冷やされるので,気持ちよくどこまでも歩けました。
ところが!
なんてかっこいいんでしょう!
気持ちのよい散策です
徳沢から明神に戻る途中のことです。時間は11:15頃。左の山の斜面から何かが遊歩道に近づいてきました。なんとツキノワグマです! これにはびっくりしました。すぐに後ずさりして十分に距離を取り,クマの動きを注視しました。まだ子グマでしょうか。私や他の観光客の姿はまったく目に入っていない様子で,まっすぐのんびり川原に向って歩き去っていきました。
明神まで戻ると,平日にもかかわらず観光客でにぎわっていました。ここからは梓川の右岸を歩き,岳沢湿原を見つつ河童橋まで戻りました。
リアルクマさんの出現です!
\(◎o◎)/ ひょえ~!
実は私,野生のクマと遭遇したのはこれが2回目。1回目は私が大学院生の時で,南アルプスの「塩見新道」というかなりマイナーなルートを登っていたとき,子グマが木の上で遊んでいるのを目撃しました。今回も子グマで,近くに母グマがいる可能性があるため,クマが去った後も周りを警戒しながら現場を立ち去りました。
清らかな水です
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