2020年10月26日月曜日

戸田川緑地であいち自然再生カレッジとモニタリング

 みなさまこんにちは,よしだです。

 25日(日曜日),港区の戸田川緑地で,東部丘陵生態系ネットワーク協議会が主催する「あいち自然再生カレッジ」と,生態系のモニタリング調査が行われました。

 今回は尾張北部生態系ネットワーク協議会の会長も務めておられる長谷川明子先生をお招きし,戸田川緑地に森が形成される過程や,そこに生育するどんぐりの見分け方,そして生物多様性・SDGsがなぜ大切なのかについて,歌を交えて楽しくご講演いただきました。参加者のみなさんもノリが良くてよかったです(笑)。

 講演の後は緑地内に出向いて生きものを探すモニタリング調査です。この日は天気が良く,芝生広場にはたくさんの親子が遊んでいました。びっくりしたのは,キャンプ用のテントを立てている人がたくさんいること! 以前ならレジャーシートを敷いて・・・しかなかった気がしますが,これも時代の変化なのでしょうか。

 とここまで,私も裏方のお仕事をしていたので1枚も写真を撮っていなくて恐縮なのですが,モニタリングは長谷川先生を初め,協議会メンバーの先生方などが加わり,植物ゾーンと水生生物ゾーンに分かれて生きもの探しをしました。

植物は増田先生も解説に加わっていただきました

 芝生広場を見ると,種子に鋭い棘があってけがの恐れもある非常に厄介な外来生物,メリケントキンソウが生えていました。「トキンソウ」は吐金草と書くそうですが,名古屋の人なら「ときんときんの種」と覚えた方が理解しやすいかも?(笑)
中央の明るい緑の草がメリケントキンソウです

 昆虫は何種類かのチョウを見ることができました。こちらはツバメシジミです。この写真ではちょっとわかりづらいですが,左下にちょっとした突起があることにちなんで,尾が長い「ツバメ」の名前が付いたそうです。なぜか手乗り(というか指乗り)のままじっと動きませんでした。

 水生生物ゾーンでは,水路の中を網ですくって捕まえた魚やエビ,カエルなどを観察しました。
野崎先生が解説中です

 16時過ぎにすべてのプログラムが無事に終了しました。片付けなどを終えて駐車場に戻ると,西の空の夕焼けがきれいでした。
ちょうど御在所岳付近に日が沈んだようです

 参加してくださったみなさま,ありがとうございました。

 スタッフのみなさま,おつかれさまでした。

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