みなさまこんにちは,よしだです。
八竜湿地では湿地の出口に流出量測定装置を設置し,降雨量と流出量の関係を明らかにする研究をしています。しかし,装置は水漏れがあると正確な観測ができないので時々調整が必要で,先日その作業を行ってきました。
まずは研究室から道具や土のう袋に入れる砂などを持って行きます。砂は18 kg入りでかなり重いですが,学生さんも運んでくれました。
湿地に着きました。作業前の装置の様子はこちら。特に目立つような不具合は見られませんが,これからいったん撤去して調整作業を始めます。
装置を撤去して,川底に土のうを敷き詰めました。川底がもともとやわらかく,水漏れの原因になりかねないので,土のうを敷き詰めることで水漏れを防ごうとするものです。
再び装置を渓流にセットします。こう書くとものすごく簡単な作業に見えてしまいますが,実際は装置の水平を取るため,土のうを踏み固める→装置を置く→水平になっていない→装置を外す→土のうを踏み固める・・・を何度も繰り返しました。
ようやく装置を置けるようになり,装置の周りを土のうや砂で固めました。あとは落ち葉を防ぐ網をかぶせたり,水位計をセットして流出量を測ったりして作業終了となりました。
2時間くらいで終わるつもりでしたが,実際は3時間弱の長丁場になってしまいました。それでも学生さんは,慣れない作業(全員初めての経験)にもかかわらず,がんばってくれました。
0 件のコメント:
コメントを投稿