2026年10月8日木曜日

黒部川源流部へ 【その1:黒部五郎岳】

 みなさまこんにちは、よしだです。

 先日私は北アルプスの黒部川源流部の山に登ってきました。その様子を何回かに分けてお伝えしようと思います。


 第1回目は黒部五郎岳の紹介です。

 山登りをしない人にとっては「知らない山だなぁ」ということになるかと思いますが、標高は2,840mあって日本の山の高さの順位で100位以内に入っていますし、作家の深田久弥が選んだ日本百名山にも入っていることから、登山者の間では有名な山の一つです。

 この山は東西方向に延びる稜線上にあり、その東側には、かつてあった氷河で削られたカール地形となっています。これがとても大きく、東側の山から見ると腕を大きく広げて悠然と構えたような他にはない形をしています。

 私は2021年に初めてこの山に登りましたが、その時はカールと反対側の富山側からの登頂でした。富山側は気持ちのいい稜線歩きが楽しめるのですが、山頂に立って東側に広がるカールを俯瞰し、「いつかはこのカールの中を歩いてみたい!」とその時以来ずっと思っていたのです。今回ようやくその願いが達成しました。

 東隣の三俣蓮華岳(みつまたれんげだけ)から見た黒部五郎岳です。中央が大きく削られていることがよくわかりますね。

 カールの中に入ると、大きな岩がごろごろと転がっています。そのさまを「ゴーロ」と呼び、黒部川の源流部に位置することから、山の名前が「黒部五郎」となったそうです。


 カールの中から見上げると、その高い岩壁に圧倒されそうです。ネットなど写真では見たことはあっても、実際にこの場に立って見上げた時の感動は言葉に表すことができないほどです。

 山頂からカールの北側半分を見下ろします。歩いてきた道が筋になって見えています。紅葉も相まって素晴らしい景色だと思いませんか?

 この絶景を見るのは2度目ですが、頂上で居合わせた人たちとおしゃべりしたり、おやつを交換したりしながら、1時間以上ものんびりとここで過ごしました。何もせずただ景色を見るだけの時間を過ごす、そんなぜいたくをさせてもらえて本当に幸せでした。

 次回は祖父岳(じいだけ)を紹介します。

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