2012年12月7日金曜日

第23回炭焼き

 みなさまこんにちは,よしだです。

 寒い一日となった今日,KSCでは炭焼きを行いました。材料の竹は先週金曜日に小野先生が,今週水曜日に私が切って用意したもので,今日も窯いっぱいに詰め込んで,焚口の薪に火を入れます。今回から家庭用ガスボンベを使ったバーナーで点火となりました。火力が強くすぐに火が入りました。

 さて,最初の頃は例によって煙に巻かれてしまいます。涙を流しながら,交代で薪をくべ,うちわであおぎます。

 今日は上昇気流ができて煙が自然に煙突から出るようになるまで45分でした。これまで1時間ほどかかっていましたから,順調に温度が上がっていることがわかりますね。窯が落ち着いたので,次回のための竹割りもしておきます。

 傍らではこの寒い中ガが飛んでいました。小野先生によれば「フユシャク」だそうで,いわゆる尺取虫の成虫です。温かい時期を避けて冬に現れる変わり者です。

 お昼はKSCの全体会が開催されました…が,参加したのは学生さん3人,教職員4人だけ。とりあえず忘年会の日程だけ決めて(笑),育てているシイタケを窯で焼いて食べました。
↑ 焼いてます(笑)

  今日は寒くて煙突がより冷やされたからか,竹酢液は前回よりもずっと多い 5 L も回収できました。窯の温度も600度を超えるまでに至り,煙の色が青色を帯びるところまで確認し,16時前に窯を閉じました。

 今回作った竹炭は,年明けの一般の方向けの「炭焼き体験講座」で使うことになっています。

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