2017年1月6日金曜日

あけましておめでとうございます

 みなさまあけましておめでとうございます。
 本年もKSCの里山ブログをよろしくお願いします。
 
 ことし1回目の投稿は,さっそく野良仕事のご報告です(笑)。天気がよく風が収まった今日の午後,八竜湿地に行って流量測定装置からのデータ回収と泥さらいをしてきました。湿地までの道のりは冬枯れの見通しの良い森になっていて,空の青さもあって気持ちよく感じられます。
 
 湿地に入って流量測定装置を見ると,枯れ葉を避けるための網にたくさんの枯れ葉が積もっていました。年末の12月20日に除去してから2週間ちょっとですが,風に乗ってやってきたのでしょう。
 
 まずはこの枯れ葉を取り除き,網を外して水底にたまった泥をシャベルでかき出します。正月早々泥くさい仕事をしています(笑)。装置は10分に一度水位データを自動で記録しているので,

泥をかき出す→作業を休止して水位を落ち着かせる→データ記録
→泥をかき出す

の10分サイクルでの作業の繰り返しです。

 「泥くさい仕事」と書きましたが,もちろん嫌々やっているわけではありません。クリアで納得のいくデータを取るためには,こうした地道なメンテナンスがあってこそ。それをさぼって研究はできません。
 
 作業中も周りで鳥の鳴き声があちこちから聞こえ,さらにはキツツキのコゲラが幹をつつく音も耳に届き,自然に囲まれていることを実感しました。そしてこんな鳥も。青い羽根が特徴のルリビタキのオスです。新年早々ルリビタキに会えるなんて,なんだか幸せです。 
 




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