成人の日を含む三連休の土曜日,私は一人で岐阜の金華山に登ってきました。金華山は織田信長がいた岐阜城があることでもよく知られていますね。ここは金城からも見ることができ,W5号館からはこんな感じです。信仰の山である能郷白山を背景に,歴史の舞台になった金華山,小牧山が重なって見えます。
金華山に山登り,と言ってもすぐに登れてしまう(笑)ので,岐阜駅からふもとまで街中を歩いていきました。近づくとやはりボリュームがありますね。冬でも緑が濃く,常緑広葉樹の森になっていることがわかります。
私は最も険しい「馬の背ルート」で頂上を目指しました。固い岩盤でできた急な登山道を一気に登っていく感じでした。1月なのに汗が噴き出てしまいます (^_^; 周囲の森はアラカシやサカキ,ネジキなど,金城の里山でもおなじみの木々で構成されているので親しみやすいです。
約30分で頂上に着きました。歩かなくてもロープウェイがあるので,頂上はたくさんの人でにぎわっていました。
天守に上がるとそこは絶景で,北アルプス・中央アルプス・南アルプスの「日本の屋根」を見渡すことができました!\(◎o◎)/! 北アルプスは名峰・槍ヶ岳が見えるんですよ! もう大感激です!
北アルプスの笠ヶ岳(左端のとんがり),
槍・穂高連峰(中央),乗鞍岳(右端)・・・
すばらしいの一言に尽きます!
濃尾平野も,かすみながらも海まで見渡せました。ここから小牧山(写真中央やや上)方面に目を凝らしてみましたが,さすがに金城のキャンパスまでは判定できませんでした(残念)。
小牧山ははっきりわかるんですけどね・・・
その反対方向には,金城からも見える能郷白山がそびえています。こうして見ると,ここが濃尾平野の北端であることがわかりますね。
のんびり景色を楽しんでから下山し,ふもとの岐阜公園内にある「名和昆虫博物館」を見学しました。昆虫だけの博物館というだけでも珍しいのですが,歴史のある博物館でもあります。
館内はチョウや甲虫(カブトムシなど)を中心に展示がされていますが,一角には「ギフチョウ」のコーナーが設けられています。
ギフチョウはこの博物館の始祖となる名和昆虫研究所の初代所長さんによって岐阜県内で発見,命名されたもの。金城も一員となっている「東部丘陵生態系ネットワーク協議会」のコンセプトも「ギフチョウやトンボの舞うまちづくり」ですから,この地方の象徴種と言えますね。
便利な街中からすぐ山登りができ,すてきな景色を堪能でき,博物館も楽しめる・・・すばらしいですね! 今回は私一人だけでしたが,KSCメンバーでまた来たいと思います。
あけましておめでとうございます。
返信削除今年もブログ更新を楽しみにまいります。
よしださんは登山家なのですね。。。
自然を愛されていますね
春日井の みろくの森の山道には春から初夏にかけて ギフチョウが幻想的に舞っています。。。
少年自然の家の周辺湿地や築水池周辺の湿地には豊かな自然が生きています。。。
気晴らしには最高ですし近いので お時間があればどうぞ。。。
わたしは湿地の景観や雰囲気が好きなので 愛知県の近場の湿地には何度か行きました。。。
岡崎の北山湿地や豊橋の葦毛湿原や犬山の八曽湿地や尾張旭森林公園の湿地 小幡緑地の とんぼの池湿地は楽しいビオトープです。。。
池のそばの湿地では何年か前にはナガバノイシミチソウがありましたが 最近では見かけません。。。
毎年ハッチョウトンボやチョウトンボと遊び
多治見の内津峠から廿原町に行けば里山の田んぼには ミズスマシやマツモムシに去年は会えました。。。
よしださんの さらなるご繁栄を祈念します。。。
健じいさま
返信削除いつもご覧いただき,またコメントをいただきありがとうございます。今年もこちらこそよろしくお願いいたします。
私は登山家というほどのものではなく,山歩きが好き・自然が好きというところでしょうか。
春日井のみろくの森と築水池は一度訪れたことがありますが,ちょうど春先で,おっしゃる通りギフチョウが舞っていてたいへん感激しました。ここは湿地もあってこの地方の自然の典型だと思います。こうした自然がいつまでも残ってほしいですし,もっと多くの方に楽しんでほしいですね。