みなさまこんにちは,よしだです。
今日24日(土曜日),八竜湿地の保全に関わる団体が集まって意見交換をする「八竜緑地地区 意見交換会」と,それに関連して「水源の森と八竜緑地 勉強会」が開催されました。場所は大学のW2棟です。
今日は薬剤師国家試験の日でもあり,私はその応援に行ってから時間ぎりぎりで大学に到着し,意見交換会に出席しました。
この席で,八竜湿地の保全の中心的存在である「水源の森と八竜湿地を守る会」からは,現在の保全活動・自然体験活動の報告がされました。金城からは小野先生と私が参加し,小野先生からは埋土種子を使った実験について,私からは八竜湿地で観測を続けている水質や流出量について報告をしました。
他にも地元学区のみなさんや,名古屋市守山土木事務所,守山区役所地域力推進室,名古屋市みどりの協会,それぞれが報告を行い,今後も協力しながら湿地保全を継続していくことを確認しました。
意見交換会の後は,昨年八竜湿地で植生調査を行った中西 正先生からの,八竜湿地の植生の現状と変化についてのご報告です。こちらは一般の方向けの勉強会として開催したので,多くの方が参加されました。
中西先生は昨年だけでなく,過去にも植生調査をされていて,それゆえどのような変化がみられるのかというご指摘は大変興味深いものでした。あるいは湿地全体として乾燥化が進んでいるのではないかという意見もあり,先の意見交換会で私が報告した流出量との関係もあり,注意して観察していかなければと思った次第です。
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