みなさまこんにちは,よしだです。
猛暑が続いた8月が終わり,9月は雨が続いていますね。そして気温も少しずつ下がって,ようやく猛暑から解放されました。季節の変化は金城の森にも表れていて,最近きのこをよく見かけます。下の写真は第2学生駐車場で見つけたきのこです。この狭い範囲にかたまって生えていました。
赤と茶色を混ぜたような,さび色と言えばいいのでしょうか。残念ながら種名はわかりませんでした。おそらくこれらは,上の写真の左側から菌糸が地中を伸びてきて,コンクリートの側溝で行き止まりとなったので,側溝沿いにたくさんきのこが生えたのではないかと思います。
金城学院幼稚園近くの土の斜面もさまざまなきのこが出てくるポイントです。これも名前がわかりませんが,上のキノコと同じような色の,形が違うきのこが生えていました。なんだかパンケーキみたい(笑)。
E棟側では,サクラの幼樹の下に白いキノコが3本生えていました。
パッと見た感じでは「ドクツルタケ」のように見えます。その名の通り強い毒をもつキノコですが,森に生えるキノコとしては一般的な種です。おそらくサクラの幼樹と共生関係を結んでいるのでしょう。森の樹木に養分を提供する名わき役のひとりです。
キノコではありませんが,この時期らしい花を見つけました。ヒガンバナです。なぜか森のふちで雑草に隠れるように一輪だけ咲いていました。ヒガンバナは実をつけることができず,球根でしか増えることができません。誰かがここに球根を持ってきたのでしょうか?
猛暑が終わってもまだしばらく「真夏日」はあるようですが,里山の生きものは確実に秋に向かっているようです。
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