今回はこの日曜日に伊吹山に登ってきた話をしましょう。伊吹山は岐阜県と滋賀県の県境にある標高1,377 m の山で,名古屋から西に大きく見え,冬は「伊吹おろし」と呼ばれる季節風が吹くことから,名古屋近辺の人にはおなじみの山ですね。余談ながら私の通っていた小学校・高校のいずれの校歌にも伊吹山が登場します。
それはともかく,今回はKSCメンバーの臼田先生と一緒に,滋賀県側の登山口から頂上を目指しました。伊吹山は頂上直下の駐車場まで車で行くことができるのですが,それでは自然を味わえないし,運動にならないので(今回はこっちが主目的???),標高差約 1,170 m を登る「がっつりな」山登りです。
今回のブログでは,山登りの様子をお伝えすることにしましょう。名古屋から列車 (JR) とバスを乗り継いで登山口に着いたのは午前8:30頃でした。休日ということで多くの登山客が訪れていました。
あまり人がいませんが,われわれが出遅れているだけです(苦笑)
山に登るときの鉄則は,登山届を提出すること。低い山であっても(出遅れても)必ず書いて提出しましょう。
一緒に登った臼田先生です
登り始めてすぐにあった看板がこちら。
「・・・・・・」
幸いくまさんに出会うこともなく,一合目までは樹林帯の中を歩き,それを過ぎるとスキー場の跡地の中を登っていくことになります。一見緩やかで楽そうですが,見た目以上に勾配がきつく,直射日光が当たり,とにかく汗だくに・・・。
けっこうしんどいです(汗)
五合目を過ぎると壁のような斜面をジグザグに登って行くようになります。頂上の方を見上げるとあちこち人がいるのが見えますね。でも,この頃から雲が出て,頂上は雲の中に隠れています。ふもとから吹き上げる風が涼しくて快適でした。
しかし,五合目には売店があり,誘惑に負けてよく冷えたファンタ (500ml 入りで 190 円) を買って飲んだのですが,炭酸飲料を一気に飲むんじゃなかったとこの頃後悔・・・(苦笑)
登山口を出発してから3時間13分、苦労しながら頂上に到着です。岐阜県側から頂上直下まで車で来ることができるため,頂上にはお店が立ち並び、むしろ都会のような人混み(!)でちょっと変な感じです。
しかし、一番高い地点である一等三角点の場所は少し奥まっていて、あまり人がやってきません。ちょっともったいないですね~。
左下の十字の石が三角点ですね
下の写真は頂上から名古屋方面を見てみたもの。霞んでいてよくわかりません。反対の西側からはすぐ近くに琵琶湖が見えるはずですが,これもいまひとつでした。
頂上のお店ではビールやらソフトクリームやら,これまた誘惑の多い品揃えとなっていますが,今回はぐっと我慢して,持ってきたお昼を食べました。頂上で1時間ほどゆっくり過ごして下山を開始しました。この頃から雲が取れて少しずつ視界が開けてきました。
これからはるか先の市街地まで下っていきます(遠いなぁ~)
5合目まで下って振り返ると,頂上の稜線がきれいに見えていました。天気が良いのはいいのですが,とにかく暑くて,塗った日焼け止めを汗で洗い流しているかのよう(苦笑)
結局1合目の小屋で,懲りずにまた誘惑に負けて炭酸飲料を一気に飲み(!),登山口に着いたのは15:45 頃でした。2時間35分で下山できました。
「おつかれさまでした」
今年初めての山登りで,2人とも本調子ではなかったのですが,自然の中を歩く楽しさを味わってきました。
ところで伊吹山といえば,高山植物など植物相が豊かな山として知られていますね。次回は道中で見かけた花などを紹介しましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿