名古屋で梅雨が明けたのが今月8日でした。それから猛暑の日が続いていたのですが,「梅雨明け十日」,つまり「梅雨が明けてから10日間位は晴れの日が続くものだ」という言い慣わしは今年は通用せず,雷雨のある曇りがちの一日になってしまいました。
そんな中,八竜湿地の地質を調査する研究プロジェクトが開催されました。そういえば前回湿地で土壌サンプルをボーリングで採取した時も急に雷雨が襲ってきたのでした。この研究プロジェクトは雨乞い並みのパワーがあるということでしょうか???(笑)
それはともかく,きょうはその土壌サンプルを切り分けて,それぞれの研究担当者が持ち帰るべく金城に集まりました。まずはサンプルをもう一度確認し,作業手順を決めます。ちなみに場所はW5号館の美術の実習室です!
背後に彫刻などありますが(苦笑),作業には最適な環境です!
筒状のサンプルを半分に切り,片方を4担当者分切り分けます。名古屋弁で言うと「もーやっこする」わけですね!(笑)
こちらでは,もう片方のサンプルを使って詳細なスケッチを取っています。どのような土がどれくらいの層で形成されているのか,色や粒度を勘案しながら記録を取っていきます。
左は名古屋大学の中村先生です。年代測定のエキスパートの先生です。サンプルの比較的深いところに植物遺体がまとまって存在していることが分かり,これの年代測定をしていただくことになりました。
「もーやっこした」(笑)サンプルはこちら! 全部で145袋×4列もあります!
私もこのうちの1列が担当です。これからの分析がんばります!
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