きょうも "猛暑" ですね。
さて今日はオオタカとキツネについての続報が入りましたので,それらをお伝えすることにしましょう。
まずはオオタカ。7月4日のブログでオオタカかもしれない食痕のお話をしましたね。これについて,小野先生からなごや生物多様性センターの野呂先生を経由して,「豊田自然観察の森」代表の大畑先生に写真を鑑定していただきました。結論から先に言うと,
このハトの捕食者は
「オオタカに違いない」
とのコメントをいただきました。その根拠として,
・ 羽が円形に散らばっている
・ オオタカは鳥類を主食にする
・ 襲われたのはキジバトで,ハトくらい大きな鳥を捕獲できるのは
(この地域では)オオタカしかいない
とのことだそう。また一つ金城の森にやってくる猛禽類の数が増えました。かつて絶滅危惧種だったオオタカは,近年生息数が多いことが確認され,現在は準絶滅危惧種となっていますが,自然の豊かさを示す指標生物の一つであることに変わりはありません。今回も金城の森のポテンシャルの高さを示すものと言えるでしょう。
次にキツネです。
小野先生から,6月22日も学内の自動カメラでキツネが撮影できた,と連絡がありました。その写真がこちら!
(画面の片隅に写り込んでいたためトリミングしています)
このキツネ,以前撮影された個体と同じかどうかまではわかりませんが,明らかに前回と異なる点があります。それは特にしっぽを見るとわかるのですが,全体的にとてもほっそりしていますね。これはおそらく冬毛から夏毛に生え変わったからなのでしょう。
オオタカといい,キツネといい,金城の森はすばらしいですね!
*今回の情報及び写真はいずれも小野先生から提供していただいたものです。ありがとうございました。
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