名古屋青年会議所による「名古屋SATOYAMA体験」ですが、子供たちが金城で秘密基地づくりや竹とんぼづくりを楽しんだ翌週の9日(土曜日)にも、もう一つのイベントが、栄に近い東桜小学校で開催されました。
それは「ナゴヤ キッズチャレンジフェスティバル2014」というもので、子供たちの職業体験がメインではあるのですが、名古屋の自然に触れる体験コーナーもあり、そこにKSCがブースを出展したのです。
とはいえこの日は、オープンキャンパスの日。基本的に教職員はすべてその対応に当たることになっています。またKSCとしても、オープンキャンパスでのブース展示もあります。
8/9 オープンキャンパスのようす
http://kinjosatoyama.blogspot.jp/2014/08/blog-post_11.html
そこで、2012年に退官された炭焼きマイスターこと河村先生が東桜小学校のイベントを担当してくださることになり、KSCの学生さん3名とともに印葉図づくりを子供たちに体験してもらいました。
「印葉図」と言ってもなかなかなじみのない方も多いと思いますが、釣った魚を魚拓にするのと同様、「植物の拓本」といえばお分かりでしょうか。葉や花などをそのまま保存するのはとても難しいことですが、この技法ならば保存が効き、江戸時代に採取された植物たちを現在の私たちが知ることすらできるのです。
それを今回、子供たちに体験してもらうことにしました。葉っぱは、会場の近くにあったものや、金城の森であらかじめ採取したものなどいろいろ。このような体験を通して、葉っぱにもいろいろな形ものがあるということがよく分かったのではないでしょうか。
雨の中、屋外のテントでの開催で、コンディションは必ずしも良いとは言えなかったようですが、それでも50名もの子供たちがやってきて体験したそうです。子供たちのいい思い出づくりにお役に立てたのではないかと思っています。
河村先生をはじめとするスタッフのみなさん、
おつかれさまでした!
(写真はいずれも河村先生に提供していただきました。ありがとうございました。)
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