2016年2月13日土曜日

名古屋から見える山 - 【7】笠ヶ岳 (かさがたけ)

 みなさまこんにちは,よしだです。

 この金城里山ブログ,意外?にも名古屋から見える山シリーズや,山登り関係のページも多くの方にご覧いただいています。検索で上位に入りやすいのかもしれませんね。身近な里山であれ,遠くの高い山であれ,自然に関心のある方がこのブログを見ておられることを嬉しく思います (^_^)。

 それでひさびさに「名古屋から見える山」シリーズなのですが,今回取り上げるのは北アルプスの名峰,笠ヶ岳 (標高 2897 m) です。まずは写真をご覧いただきましょう。写真中央の低い山の上にちょこんと飛び出た「白いとんがり」がそれです。
ジェラートみたい・・・(笑)

 たったこれだけ?と思われるかもしれませんが,見えるのはこれだけです(笑)。なのでよほど天気が良くないと姿を現しませんし,観察力も必要ですね。

 御嶽山や白山など,今までの「名古屋から見える山」シリーズは,どれも「瀬戸線から見える山」でもあったのですが,この笠ヶ岳は瀬戸線から見ることはできません。上の写真は名古屋市内にある高層の建物の11階から撮ったもので,それなりに目線が高くないと見えないことがお分かりでしょう。なにせ「これだけ」ですからね。
 
 でもなぜ「これだけ」で笠ヶ岳とわかるの?と思われるかもしれません。
 もちろん見える位置,この場合は北アルプス乗鞍岳と,白山(加賀白山)の間の乗鞍岳寄り,というのも大きなヒントなのですが,実は山登りをそれなりに経験していると,この形でピン!とくるのです。

 下の写真をご覧ください。同じ北アルプスでも北の方,富山県の剱岳山頂で撮った写真です。ここに笠ヶ岳が写っているのですが,どれかお分かりでしょうか。
笠ヶ岳を探せ!ですね(笑)
写真を拡大してご覧ください

 正解は,写真ほぼ中央の奥。拡大したのがこちらで,下の写真の右端が笠ヶ岳です。なお,その左奥に青く見えているのは御嶽山です。
 そう,他の山と比べても,笠ヶ岳の「とんがり具合」はかなり特徴的で,もっと鋭く天を衝く,その名の通り槍ヶ岳 (標高 3180 m) とともに,よい目印の山なのです。

 北アルプスの山が名古屋から見える,というのは私にとって感動的です。でも残念なことに私はまだ登ったことがありません。山登りをする人にとって笠ヶ岳は,「あぁ,あれね・・・」と複雑な表情をしてしまう山。つらいことで有名なのです(苦笑)。でも一度はチャレンジしてみたいですね。そしてこんどは,頂上から名古屋の街を見てみたいものです。
 
 

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