桜がちょうど見頃になって華やかな時期になりましたが,マメナシのお花見はいかがでしょうか。マメナシは東海地方の丘陵地の湿地に隔離分布する希少種で,絶滅が心配されていますが,そのマメナシが金城のある守山区で多く自生しているのです。
それで守山区役所などが中心となって,これを保全しながら地元を盛り上げていこう,という動きが始まりました。2月末に金城で開催した学習会「まめなしってなぁに?」もその一環です。
http://kinjosatoyama.blogspot.jp/2016/03/blog-post.html
たくさんの方のご来場,ありがとうございました!
さて,暖かくなってマメナシも花の時期を迎え,今度はお花見・観察会が企画されました。
守山区役所
「とても身近な自然遺産 まめなしのお花見&観察会」を開催します
http://www.city.nagoya.jp/moriyama/page/0000081144.html
私もこのイベントにスタッフとして参加していて,昨日その下見が行われました。地元ボランティアのみなさん,守山区役所や守山土木事務所の方,名工大の学生さんなどが集まり,運営方法・手順の確認,実際に歩いてみて所要時間の確認,そしてマメナシの開花状況の確認などなど。
一番気になるのはマメナシの開花状況ですが,個体によってはすでに満開に近くなっているものもありましたが,まだ1~2分咲きといったところでしょうか。今後の気温の推移を考えると,開催日の3日はちょうどいい見ごろになりそうです (^_^)
*清楚で美しいですね*
私は当日,マメナシ生育地の環境を知る意味で,簡単な水質測定を体験していただく予定です。ぜひみなさま,この地域の希少種であるマメナシを観賞しにお越しください!
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