2016年3月28日月曜日

草もちづくり

 みなさまこんにちは,よしだです。
 
 私にとってこの時期どうしても食べたくなるのが草もち(よもぎもち)です。小さい頃近所にあった和菓子屋さんの草もちがとてもおいしくて,大好物だったのですが,10年以上も前にご主人がお亡くなりになり,お店をたたんでしまいました。
 
 それからいくつものお店の草もちを食べてみたのですが,その和菓子屋さんに並ぶおいしさには出会えません。それで今年,初めて草もちを自分で作ってみることにし,先日のシデコブシのお花見のあと,その近くでヨモギを採らせていただきました。
 
 今は便利なことに,ネットでいくらでもレシピを見ることができます。でも分量や作り方はまちまちなので,手順を決めて作ってみることにしました。
 
1. 白玉粉+上新粉+砂糖をお湯でこねる
2. これを蒸す
3. 蒸したものに,湯がいてすりつぶしたヨモギを加えてこねる
4. できたお餅にあんを包む 
1 が終わったところです
右上のパソコンを見ながら,ですが(笑)
 
あんも自作です
小豆を煮て作りました
 
 1回目は分量比を,白玉粉:上新粉:湯がいたヨモギ=5:5:10 としました。ヨモギの量はちょうどよく,あの和菓子屋さんの草もちに近い緑色にはなったのですが,あれっ,やわらかい! 置くとそのまま自分重さで広がってしまうほどやわらか過ぎでした。これではあんを包むことができません (>_<)
でろ~ん (>_<)
注:縦写真が横写真になっています
 
 なので2回目。こんどは分量比を,白玉粉:上新粉:湯がいたヨモギ=4:6:10 としました。粉とヨモギの比率は変えず,粉の配合比だけを変えたのです。するとこんどは形が保ててあんが包めました。でも手にペタペタお餅がくっついてしまうので,もう少し比率を変えてもよさそうです。 
見た目が不細工ですが,
温かい目でご覧ください(苦笑)

 味はまずまずといったところでしょうか。少なくともスーパーなどで売っている,いかにも色を付けたようなものよりかはおいしかったです。ヨモギをケチらず使っているので当然といえばそれまでですが(笑),でもあの和菓子屋さんの味にはまだ遠いかな,と思いました。
 
 春先に芽吹く草を練り込んでお菓子にしてしまうなんで,季節を口で楽もうとする日本人の知恵ですね。ささやかながらも幸せを感じます。
   

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