2016年3月2日水曜日

学習会「まめなしってなぁに?」を開催しました

 みなさまこんにちは,よしだです。

 先週末のことになりますが,2月27日(土曜日),金城で「まめなし学習会~まめなしってなぁに?」を開催しました。

 このイベントのアナウンスでも書きましたが,絶滅が心配されているマメナシが守山区には多く自生しています。これを地域の宝としてみなさんに知っていただき,保全の意識を高めていこうということになり,その最初のイベントとして,この学習会が企画されました。

 会場はN2棟214講義室で,受付開始の13時から続々と参加者が来られました。私もスタッフの一人として関わっていたのですが,定員を80名に設定したものの,事前問い合わせの数などから,スタッフを含めても参加者は60人前後ではないか,と予想していました。それを踏まえて,少し余裕をもって着席でき,かつ空席が目立たない程度ということで,定員120名のこのN2-214講義室を手配したのです。

 ところが・・・

 どんどん参加者が来られ,最終的にはスタッフを除いた一般の方だけで129名! 余裕を見て100部用意した資料は足りなくなるし,座る場所も足りなくなるしで,他の教室から椅子を借りてきたり,スタッフは立ち見にしたりで何とか対応しました。嬉しい悲鳴です (^_^;
ぎっしり・・・
狭くて申し訳ありませんでした
 
 今回は前半に名工大の増田先生のご講演,後半は長年マメナシの生育調査をされてきた地元「守山自然の会」の鹿住さんの事例報告が行われました。増田先生は,マメナシとはどんな植物なのか,そしてこれまで先生の研究室で行われた小牧市での調査からわかってきたことを紹介されました。鹿住さんからは,守山区のマメナシも,開発や自然枯死などによって以前よりもその数を大きく減らしていることが紹介されました。
増田先生のご講演
 
鹿住さんのご報告

  その後質疑応答が行われ,この学習会は終わりましたが,アンケートでは多くの方が満足と回答されていました。盛況のうちに学習会を行うことができ,私もスタッフの一人として嬉しく思います
最後にこの事業を立ち上げた
守山土木事務所の坂井さんから
閉会のごあいさつ

 先に書いた通り,この学習会は守山区のマメナシを全区的に保全していくための第一歩です。「まめなしのある風景 守山事業」として,ボランティア団体,名古屋市,大学が連携し,息の長い活動として今後この事業は行われていきます。私は地元の大学に勤める者として,研究の面だけでなく実地調査要員としても積極的にこの事業に参加し,微力ながらも貢献していきたいと思っています
 

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