みなさまこんにちは,よしだです。
先日八竜湿地で水質調査をしたと書きましたが,その時困ったことが起きていました。八竜湿地に設置した流量測定装置の脇にザリガニが穴をあけて水を「横流し」してしまい,流量が測定できない状態になっていたのです。
それで翌日改めて湿地に行き,穴を泥で埋める応急処置をしたのですが,またすぐに穴が開いて水が流れてしまうことは経験上知っていたので,今日また湿地に行き,抜本的な対策をしてきました。
まずは何が起きたのか写真で説明すると…
本来は流量を正確に測定するために三角堰を水が流れるようにしてあるのですが,ご覧の通り上の方に大穴(直径5 cm くらい)が開いていて,ここに水が吸い込まれています。穴は地下を通って三角堰のすぐ下に通じていて,水が下流に流れています。これでは流量を測定することができません。
というわけで今日の対策は,木の板を三角堰の横に埋めてしまうというもの。大きめのハンマーで何回もたたいて少しずつ埋めていきました。少々手荒な方法(苦笑)ですが,これで水の「横流し」はピタリと止まりました。
明日から明後日にかけて台風5号がこの地方に最も近づく予報になっていることもあり,少しでも早く復旧させたかったのですが,これで一安心です。
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