台風5号がおととい接近し,名古屋でも一時的に強い雨が降りました。下の写真は,台風が近づきつつあった7日(月曜日)15時頃の大学の様子です。少しわかりづらいですが,激しく雨が降っています。
装置を流れる水は,このとき5秒間で約22.4 L (←標準状態の気体1 molではありませんよ…笑)。台風が去って雨が上がっても,かなりの量の水が湿地から流れ出していました。
装置のデータを見てみると,この台風でかなりの流出量があったことがわかりました。がしかし,実は守山区内で浸水被害の出た7月12日夜から13日未明にかけての大雨の時の方が,流量の増加が激しく,おそらく装置全体が濁流にのまれるくらいの状態だったと推定されます。台風は接近の予測ができるだけまだましで,突然発生するゲリラ豪雨の方が,日常生活においてもこのような観測においても,少々やっかいだとつくづく思います。
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