今日は朝早めに(と言っても9:30ですが)八竜湿地に行き,私が流量測定をしているすぐ近くで横たわっている倒木の撤去をしました。
この倒木,二代目となる現在の装置を設置した2015年7月はまだ「立ち枯れ」だったのに,それから1ヶ月ほどで倒れたのです。ちょっとじゃまだなぁ,と思いつつも,特に支障もないので,以来そのままにしていました。
しかし,この二代目の装置も老朽化して更新時期を迎えてしまいました。現在新しい装置の設計を行っているところで,この倒木が更新作業に支障することから,撤去することにしました。
前回お伝えした「八竜湿地のいも煮会」で,「水源の森と八竜湿地を守る会」の方から撤去について了解をいただき,必要ならお手伝いもしていただけるとのことでしたので,守る会の作業日に合わせて,今朝現場に入りました。
中央やや左の倒れた赤松を
これから撤去します
守る会のみなさんはそれぞれ湿地のあちこちで雑草の除去などの作業中でしたので,まずは一人でやってみて,手に負えなければお手伝いをお願いすることにしました。
まずはのこぎりで適切と思われる場所を切っていきます。上の写真の手前側が根もとで,枝先側は他の木の幹にかかって浮いた状態になっています。なのでノコギリを下側から入れて,自然に裂けるようにしました。倒れて2年半ほど経っているため,幹の腐食が進んで苦労することなく切ることができました。
そして根もと側(手前側)の流路をふさいでいた部分を90度回転させて作業完了です。これも幹が軽くなっていたので一人でできました。
作業完了後の様子です
流路がすっきりしました
根もと側は90度回転させました
画面中央から右に向かう幹がそれです
結局守る会の方のお手伝いを要請することなく終わったのですが,近くを通りかかった方から声をかけていただいたりして有難かったです。
これで三代目となる流量測定装置の設置に向けて一歩前進しましたが,今度は大幅なアップデートが図られる予定です!
0 件のコメント:
コメントを投稿