みなさまこんにちは,よしだです。
3/11(土曜日),大学W2棟で「八竜緑地意見交換会・勉強会」が開催されました。意見交換会は,大学に隣接する八竜湿地を含む緑地帯である八竜緑地の保全を進めていくため,保全を行っている「水源の森と八竜湿地を守る会」,緑地管理者である名古屋市,八竜湿地で調査・研究を行っている金城学院大学(私)など,八竜緑地に関わる方々が年に一回顔を合わせて活動の報告や問題提起,提案などを行うためのものです。昨年度までは新型コロナウィルス感染症のため中止が続いていましたが,今年は久しぶりに開催することができました。
この意見交換会で私は,2022年に実施した湿地の水質調査,流出量調査,動物調査の結果を報告しました。簡単に言うと,水質は例年通りで変化がなく,流出量は大雨が7~9月の夏期に限られていたことから年間総流出量は2021年よりも少なく,動物の中で最も多く確認されたのはタヌキでした。
意見交換会の後は勉強会で,今回は名古屋産業大学の長谷川泰洋先生をお迎えし,「なごやの植生,湿地の現在と保全」というタイトルでご講演をいただきました。その中で特に,今後の温暖化が湿地環境にどのような影響をもたらすのか?というお話は大変興味深い内容でした。
私も八竜湿地の保全に関わる身として,調査を継続して行い,情報提供を続けていきたいと改めて思いました。
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