アライグマ捕獲用のワナが設置されて一晩経過し、早速様子を見に行ってみました。ランドルフ記念講堂付近と、文四郎池の4か所とも、ワナには何もかかっていませんでした。
一方、文四郎池の中ではコサギでしょうか、2羽が仲良くえさを求めてやってきていました。コサギたちは、しばらくじっとしてから、くちばしをさっと水面に向けていました。昨日はこの池にアオサギが1羽来ていました。ここにはコイやアメリカザリガニがいることが分かっていますが、コサギやアオサギは何を食べているのでしょうか?
金城学院大学のサークル “金城学院里山コンサベーション” (KSC) のブログです。KSCは,2009年の金城学院創立120年・大学設立60周年の記念事業で始まった「キャンパス里山化計画」の担い手として結成されました。このブログでは,金城学院大学の豊かな自然林の里山化の取り組み,そこに生きるいきものたち,そしてKSCメンバーによる自然をフィールドにした活動など,幅広く紹介しています。
針葉樹(アカマツ)に作られていること、営巣材料に人工物がないことから、猛禽類の巣である可能性が高いとのことでした。このような巣は何か所か見つかり、実際に午前中には猛禽類の飛翔も目撃されたとのこと。
斜面の土が露出した場所では、カワセミの巣がないかの確認もされました。 残念ながら巣はありませんでしたが、大学内外には文四郎池・二つ池・新池・雨池と池も多く、カワセミの目撃情報もありますので、このあたりで繁殖していてもおかしくないとのことでした。
2日間の調査で、私たちにもまだまだ知らない発見がたくさんありました。この調査の結果を基に、どの場所をどのように保全していくのか、今後その方向性を決めていきます。