みなさまこんにちは、よしだです。
また厳しい寒さが戻ってきましたが、そんな中画家の野村陽子さんの植物細密画を、小野先生と一緒に見に行って参りました。場所は中央アルプスと南アルプスに挟まれた長野県伊那市にある、寒天メーカーの美術館です。ちょうど開館二周年記念展が開催されていました。
植物細密画とは、その名の通り植物を精確に描き写したものです。動物や植物を絵によって記録することは、かつては一般的な方法でしたが、その役目は写真にとって代わることになります。
しかし細密画を実際に見てみると、それは決して写真に劣ることなく、もしかしたら植物たちは、写真以上のリアリティをもって表現されているようにも感じました。身近な栽培植物や山野草など、たいへん興味深い作品ばかりですが、もし八竜湿地周辺に生育するシデコブシやトウカイコモウセンゴケなどを、この作者が描くとしたらどんな作品になるのだろう?と考えたりして楽しんできました。
みなさまもこちらの方面に行く際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
【野村陽子植物細密画館】
http://www.kantenpp.co.jp/garden/kantenpapamuseum/index.html
おまけで道中の写真を2枚ご覧いただきましょう。長野県駒ヶ根市(伊那市の南隣)で撮った中央アルプス木曽駒ヶ岳と、ちょうど見頃を迎えたフクジュソウ(福寿草)です。今日の最低気温は-5.5度。山は厳冬ですが、里には少しずつ春の気配が訪れていました。
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