今日も自然環境調査の様子をお伝えします。
今日は植生・動物の調査が昨日に引き続いて行われたほか、鳥の専門家による調査も行われました。この写真では少し分かりづらいですが、中央の木に枝が混んでいる場所がありますね。鳥の営巣跡です。
針葉樹(アカマツ)に作られていること、営巣材料に人工物がないことから、猛禽類の巣である可能性が高いとのことでした。このような巣は何か所か見つかり、実際に午前中には猛禽類の飛翔も目撃されたとのこと。
斜面の土が露出した場所では、カワセミの巣がないかの確認もされました。 残念ながら巣はありませんでしたが、大学内外には文四郎池・二つ池・新池・雨池と池も多く、カワセミの目撃情報もありますので、このあたりで繁殖していてもおかしくないとのことでした。
2日間の調査で、私たちにもまだまだ知らない発見がたくさんありました。この調査の結果を基に、どの場所をどのように保全していくのか、今後その方向性を決めていきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿