2012年8月17日金曜日

流しそうめん

 みなさまこんにちは,よしだです。
 まだまだ毎日暑いですね。かき氷や冷やし中華など,夏らしい食べ物はたくさんありますが,流しそうめんも暑さを忘れさせてくれる食べ物の一つでしょう。今日はその話題です。

 流しそうめんをするためには,そうめんを流す樋のようなものが必要ですね。プラスチックの雨樋が安く売られていますが,KSC らしくここは里山の竹を利用しましょう。太いモウソウチクも,のこぎりで簡単に伐り倒せます…と思っていたのですが,枝が他の竹や木にかかってしまい,倒れませんでした。これではいけません。
↑ これは悪い例です(苦笑)

 気を取り直して, 下から約 1.5 m ずつ,だるま落としのように幹を切っていきます。手斧を使って枝を切って,輪切りにした幹を何本か得ることができました。

 次の作業は竹割りです。樋のような形にするため,幹を二等分します。これも手斧を使います。葉をさしてトントンと幹を地面に打ち付ければきれいに割れていきます。
↑ できるだけささくれを作らないように割りましょう

 全部の幹を二等分しました。でもこれでは流しそうめんはできませんね。そう,竹の節がたくさん残っています。今度はこれを取り除きます。

 まずは金づちで大まかに節を割り,細かいところはノミと金づちでできるだけ丁寧に節を落とします。これでようやく竹の樋が完成です。
↑ まずまずの出来栄えです!

 で,今日はここまで。流しそうめんをしたわけではないのです(すみません)。

 これは,金城学院高校の依頼で作ったもので,今月末にこれを使って流しそうめんをするのだそう。流しそうめんをしながら,里山のことを考えてもらえたらうれしいですね。

 ちなみに KSC で流しそうめんをする予定は残念ながらありません。でもこうやって竹の樋を作ったら,流しそうめんがしたくなったかも…(笑)。

0 件のコメント:

コメントを投稿