寒い日が続きますが,KSCでは昨日 (2/11) ,ハイキングに行ってきました。冬にハイキングってどうなの?と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが,歩けば体は暖かくなりますし,晴れれば空気が澄んでいるので景色がよく見えたり,また,冬だからこそ見られる自然,例えば冬鳥などを楽しむことができます。なのでこの時期でも決して悪くはありません。
今回行ったのは犬山で,名鉄善師野(ぜんじの)駅を出発し,継鹿尾山(つがおさん,標高273m)に登って,犬山遊園駅・犬山城を経由して犬山駅に戻るというコースです。標高差も少なく,道も整備された安全で初心者向きです。今回は学生さんと,教職員とそのご家族で計8名の参加となりました。
善師野駅から線路沿いを歩きます
最初は集落の中を進むのですが,もともと里山として使われていたであろう森は藪になっていたり,モウソウチクが侵入していたり…
KSCは竹やぶが無視できません(笑)
工事で水が抜かれた池の辺りから人家がなくなり,林道から山道へと様子が変わって少しずつ標高を稼いでいきました。少々雲が多く,気温も低めですが,風もなく穏やかです。
時にはこんな登りも!
継鹿尾山の頂上までは何回かアップダウンを繰り返し,また,山の北側に出たからか急に風も強くなりました。残念ながらアルプスや御岳を遠望することはできませんでしたが,頂上の展望台からは濃尾平野が見渡せました。確かに平らですね(当たり前ですが)。
右に小牧城,中央奥に名駅の高層ビル群,
左奥に名古屋港の工業地帯の煙突まで見えます!
風がさえぎられるベンチでお待ちかねのお昼です。今回2台の登山用ガスバーナーが威力を発揮して,名古屋名物”どて煮”やカップラーメン,カップスープなど温かい物を食べることができました。ここまで誰も汗をかきませんでしたが,しっかり歩いているので皆たくさん食べました。
ハイキングの一番の楽しみですね!(笑)
ここからは下り道となって,古刹である寂光院(じゃっこういん)を経由し,冷たい川風に吹かれながら木曽川沿いの道路を通って犬山遊園駅に出ました。ここもまた小学生5年か6年の時遠足で来た覚えがありますが,その時モノレールに乗った思い出が懐かしいです。あとは街中を歩いて犬山城へ。
天守にも登りました
天守からは登ってきた継鹿尾山が望めました。お城の庭には早くも梅が咲いていました。今が最も寒い時期ですが,そうはいっても確実に春に向かっているのを感じた冬のハイキングとなりました。
お城から続く古い街並みを散策し,駅近くのお店でおつかれさま会を開催して楽しいひとときを過ごしました。早速次のハイキングは・・・と話が出て,楽しみがまた一つ増えました。
0 件のコメント:
コメントを投稿