15日(土曜日),大学のW9-304演習室で「八竜緑地意見交換会」が開催されました。この意見交換会は,昨年度行われた八竜緑地維持管理計画の延長線上にあるもので,維持管理計画に関わった「水源の森と八竜湿地を守る会」,名古屋市,名古屋市みどりの協会,金城学院大学に加え,地域の方々にも参加していただき,八竜湿地とその周辺の森林の保全について定期的に話し合う会合です。
今回もたくさんの方々が集まりました
八竜緑地の保全にかかわっている各団体から現状報告がされ,金城からは小野先生が地質分析の中間報告を,私が水量調査の中間報告を行いました。
小野先生が発表中です
現状報告と質疑応答で意見交換会は終了し,会場をW9-302講義室に会場を移して八竜緑地勉強会が開催されました。講師は湿地の保全を長年されてきた中西正先生。かつて八竜湿地でも湿地中心部の植生調査をされています。今回は渥美半島の黒河湿地の保全の実例をお話ししていただきました。
少々風が冷たかったものの,良い天気に恵まれ見学にはちょうど良い陽気でした。ふと見ると,希少種のマメナシが新芽を出していました。
春の息吹,ですね
八竜湿地とその周辺の森が,いつまでもすばらしい自然の状態が保たれることを私たちも願っています。そのために少しでもお役にたてられるよう,これからも私たちは研究を進めていきたいと思います。
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