きょうで2013年度もおしまい,あしたから2014年度になりますね。世の中の大きな変化として,消費税が 5% から 8% に増税されることになります。私も駆け込みで,特に値の張る登山用具をいくらか買いました(苦笑)。
増税もさることながら,あした起きる変化として個人的に見過ごせないのが,日本第4位の山が消える(かも)ということ。一体どういうことでしょうか?
もっとも,第4位の山といわれても知らない人が多いかもしれません。山梨・静岡県境にある南アルプス間ノ岳(あいのだけ)という山です。名前は地味ですが日本百名山の一つです。中央アルプスから見た南アルプスの展望をご覧いただきましょう。
日本の高峰がずらりと並びます!
この第4位の山が消えるかも? と言っても,山自体がなくなるわけではありません(当たり前ですが)。明日をもって多くの山で標高値の改訂が行われ,間ノ岳の場合,1 m 高くなって 3190 m に改められるのです。
国土地理院の公式発表
「日本の主な山岳標高の改訂」
http://www.gsi.go.jp/kihonjohochousa/kihonjohochousa60009.html
これによって,これまで単独4位だった間ノ岳が,長野・岐阜県境の奥穂高岳 (3190 m) と並んで3位となる・・・
結果4位の山がなくなる
というのです。
これで山梨県は,県内に1位の富士山,2位の北岳,3位(タイ)の間ノ岳まで擁することになり,地元は盛り上がっているそうですが(笑),実際の測量ではメートル単位ではなく,cm 単位まで測定されるので,正確に見れば奥穂高岳と間ノ岳のどちらかが3位,4位となるはず。まだそこまでの細かい情報提供はされていませんが,笑うのは山梨県???長野県???
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