2014年9月16日火曜日

空を見上げて

 みなさまこんにちは,よしだです。

 朝晩は暑苦しさのない過ごしやすい気温になってきました。秋らしさを温度から感じるようになりましたが,今朝は空を見上げると,雲も秋らしくなってきました
うろこ雲ですね~
 
 さて,この3連休は,週末にしてはめずらしく晴れの日が続きましたね。その一日目の土曜日の朝,空ではおもしろい現象が起きていました。下は名古屋市内の自宅で撮った写真です。時刻は午前8時過ぎ。下中央にある太陽のまわりをよく見てください
何が起こっているでしょうか?

 ここでは3つの現象が同時に起きています。写真に解説を入れるとこうなります。
 
 これらはいずれも,太陽からの光が雲(正確には上空に浮かぶ氷の結晶)によって曲げられることで起こる現象です。

 ただ,環天頂アークだけはちょっと自信がありません。一般的には太陽に対して反り返るように現れるそうですが,これはほぼ水平となっています。また幻日は,太陽の左右に現れるものですが,この時は右側だけでした(このあと左側もうっすらとですが現れました)。

 これらの現象は条件が整えばいつでも発生するものですが,水蒸気の多い夏の空ではあまりお目にかかれないように思えます。これからの季節,薄い雲が発生していたらぜひ空を見上げてください。ちょっとした驚きがそこにあるかもしれませんよ
 

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