2014年12月1日月曜日

御在所ハイキング

 みなさまこんにちは,よしだです。

 昨日(11/30,日曜日),KSCでハイキングに行ってきました。行ったのは三重県と滋賀県の県境にある標高1202 mの御在所岳。金城からもよく見える鈴鹿山地の中で,もっとも有名な山ですね。

 近鉄湯の山線の終点,湯の山温泉駅が今回のスタートです。
この電車に乗ってやってきました

 駅からしばらくは,舗装された車道を歩きます。今はこの山麓あたりが紅葉の見頃となっていました。
カエデがきれい!

 やがて登山道に入ります。ここで登山届を書いて提出します。いくらハイキングと言っても,万が一に備えるのが最低限のルールだと思います。 

 ここからはひたすら急な坂道を登っていきます。基本的に花崗岩なのでもろく崩れやすく,人が歩くことによって谷のように削られ,こんな変な道になってしまったようです。

 今回は「中道」というルートをたどりました。この道のいいところは見どころが多いこと!
 たとえばこれ。負れ岩(おばれいわ)という,巨大な岩がもたれかかっている不思議な光景。人の大きさからどれほど大きい岩なのかお分かりでしょう。

 そしてこちらは地蔵岩(じぞういわ)。写真ではあまり大きさが伝わっていませんが,これもかなり大きなものです。そして,「誰かが載せたの?」と思いたくなるような岩の造形に誰もが驚くことでしょう。これが自然にできたのだから不思議ですね。
 最近ではこの岩,「落ちそうで落ちない」ことから,受験生に人気だとか(笑)。

 朝はすっきり晴れていたものの,だんだん雲が広がってきました。それでもしばらくはこんな展望を見ることができました。この写真ではわかりづらいですが,木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)の先に名駅の高層ビル群も見えています

 ルートの途中にはこんな場所も。大きく切れ落ちて鎖をたどらないと歩けません。でも怖がらず慎重に行けば問題ありません。むしろスリリングで楽しいかも(笑)

 登り始めて3時間半,山頂近くのロープウェイ駅につながる遊歩道に出ました。ここまですれ違ったのは山歩きの人ばかりでしたが,今はロープウェイでやってきた普通の格好の人ばかり(苦笑)。

 雲が下りてきて風も強まり,寒くなってきたので,建物の片隅のベンチでお昼にしました。いつものカップラーメンがうまいっ! 体に染みます~。

 いかにも観光地ですね~。冬のイベントの準備の真っ最中でした。ちなみに右に写っている軽トラックは,ロープウェイの特別なゴンドラに載せられて山頂にやってきたそうです! 空飛ぶ軽トラ,なんですね(笑)

 おなかを満たして山頂へ。朝あんなに晴れていたのに,一面のガスで真っ白・・・(泣)。晴れていればここから琵琶湖が見えるそうですが,心眼でも見えませんでした(苦笑)。
 なおこの場所は,こんなに立派な表示が建っていて,確かに三角点の設置場所ではあるものの,御在所岳の「最高点」ではありません。もちろんこの後,少し離れた最高点まで行ってきましたよー

 帰りは歩かずに文明の利器で・・・
びゅんっ,と下山します(笑)
所要時間:登り210分,下り12分 (^^;)

 この日は天気予報通り夜には天気が崩れて雨に。でもハイキングの間は降られずに本当に良かったです。奇岩を見たり眺望を楽しんだり,あるいは山歩きそのものを楽しんだり・・・。いいハイキングができました!
 

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