このところパッとしない天気が続いていますが,きのう (6日) ときょう (7日) と続けて,湿地復元実験を行っている通称「新湿地」で作業を行いました。
まず6日は,名工大の学生さん1名と小野先生のゼミ生3名,小野先生,私の計6名で準備作業です。新湿地内で移動しやすいよう,ぬかるみでの足場にするための切った木の幹を湿地内に運び込んだり,動物の調査のための自動カメラのデータを回収したりしました。
ぬかるみにはまらないよう,
切った木の幹を置きました
自動カメラのデータを
回収しています
こんなに運びました!
きのうの作業はこれだけでしたが,気温が高くちょっと動くだけで汗が出ました。
日付が変わってきょうも天候は相変わらずで,朝は養老山地に滝雲がかかっていました。雲が山なみを覆い尽くそうとしているのがわかると思います。
先日登った養老山も雲の中ですね
きょうは名工大の増田先生と学生さん2名,小野先生とゼミ生1名,そして私の計5名で作業開始です。湿地に接する斜面では落ち葉を下に落として回収し,湿地中心部では泥さらいをすることにしました。
KSCの一輪車も出動です!
長年手入れを全くしていなかった場所なので,落ち葉の量は相当なものでした。湿地内に降り積もった落ち葉は酸素が不足した状態で腐敗するため,いわゆるヘドロ状態となり,卵が腐ったような臭いもしてきました(泣)。それでも2時間ほどで,湿地の下流側半分にたまった落ち葉などの有機物をほぼ除去することができました。しっかり肉体労働でしたが(笑),雨も降らず,きのうほど気温が高くなくてよかったです。
この作業で湿地の表面が完全に改変されてしまい,一部では水が枯れてしまったので,水が満たされ,表面が安定するのを待つことにします。程よい疲れが,いよいよ実験が本格的に動き出したことを実感させてくれました。
0 件のコメント:
コメントを投稿