4月17日(金曜日),KSCで35回目となる炭焼きを行いました。前回が2月18日だったので,ほぼ2か月ぶりですね。
午前9時,学生さん2名と河村先生,よしだの4名が集合し,前回焼いた炭を取り出すところから始めました。最短時間で終わったのではないかと思うくらい,前回は温度の上りが早かったのですが,生焼けの少ない上々の焼け具合でした (^_^)。
続いて既に割っておいた竹を詰め,ふたをして砂を載せます。その間学生さんには焚き付け用にスギの落ち葉を拾ってきてもらいました。童話「桃太郎」では「おじいさんは山へ柴刈りに」ですが,金城なので
「おじょうさんは山へ柴刈りに」
ですね(笑)。
冗談はともかく,9:30に点火となりました。強力なバーナーですぐに火が回っていきました。
ここからが煙に巻かれて大変な時間なのですが,今回は45分ほどで終わり,竹酢液が出始めました。
薪が安定して燃えるようになり,余裕が出てきたので,手が器用な河村先生は何かを作りはじめました。竹を温めてやわらかくし,特製の道具でグイッとまげて・・・
できあがったのは茶杓。茶道でお抹茶をすくうのに使うものですね。きむらさんも一ついただきました。
一方,学生さんはたけのこ掘りに。今年は前年不作だったからか,雨が多かったからか,探さなくてもすぐ見つかるくらい大量にたけのこが出ていました。
お昼になって,炭焼き小屋でKSCの全体会です。これからの予定を確認したりしました。
で,今回のお楽しみは・・・
焼きたけのこ!
そして恒例の焼いもに加えて,これまた初めての試みとなる「焼きそら豆」も。
焼いもと同じく砂の中に埋めたり,窯口に置いたりして加熱すると・・・
うまいっ!
もちろんそら豆は金城で採れたものではなく,私が柳橋市場で買ってきたものですが,まさに季節物。この時期ならではのメニューですね。
今回KSC部員はもちろんのこと,薬学部の学生さんがたくさん見学に来てくれたほか,この春に学院長に就任されたばかりの戸苅先生もお越しになり,KSCの活動に大変興味を持ってくださいました。
16時過ぎには窯を閉じ,炭焼きの作業は無事に終了です。
みなさまのおかげで,今回もまた楽しい一日となりました。
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