みなさまこんにちは,よしだです。
金城の森も若い緑に覆われて生き生きとした感じになってきました。それとともに最近,とても声が大きく,にぎやかな鳥のさえずりを耳にするようになりました。
声はすれども姿は見えずで,その鳥の正体が何なのかわからなかったのですが,たまたまその鳥がすぐ近くを横切った時がありました。
ヒヨドリぐらいの大きさの茶色の鳥
一瞬なのでわかったのはそれだけ。検索して最初に候補に挙がったのは初耳の「ガビチョウ」でした。「変な名前の鳥だなぁ」と思ったのですが,説明には衝撃の文字が・・・
外来生物法で特定外来生物に指定
日本の侵略的外来種ワースト100選定種
・・・ (ー_ー)!!
実際はそこまで深刻な影響は出ていないようですが,金城で特定外来生物は,すでに確認されているアライグマやオオキンケイギクだけでも充分なのに,「また~?」とがっかり。
そして17日(金曜日)の炭焼きでのこと。
炭焼き小屋のすぐ上あたりで,森に響く大きな声で,「あの」さえずりが始まりました。複雑なそのさえずりは,ヒバリのさえずりに少し似ている気もします。何とか姿をとらえ,写真を撮ることができました。
その写真がこちら。
元の写真が暗くて判然としなかったのですが,明暗を調整してこうなりました。
確かに腹部は茶色なのですが,ガビチョウに特徴的な目元の白い模様がなく,お腹の中心部は白い(ガビチョウは全部茶色)ことから,ガビチョウ「ではない」と判断できました。
これで一安心して再度検索して出てきたのが,タイトルにある
「アカハラ」
です。大学で「アカハラ」というと,まったく違ったネガティブな意味になってしまいがちですが,それとは関係なくて(当たり前ですが),素直に「赤い腹」です(笑)。冬場によく見かけた,同じツグミの仲間の「シロハラ」が「白い腹」なのと対応しているわけですね。
私が金城でアカハラを確認したのはこれが初めて。ここ最近,毎日のようにさえずりを聞くということは何羽かいるのかもしれません。普通アカハラの説明では,やや標高の高いところで繁殖しているように書いてありますが,この時期にさえずりをしている=この近辺で繁殖をしている,としたらびっくりですね。
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