梅雨が明けて,じりじりと暑い夏がやってきました。
少し前のことになりますが,この暑いさなかの一日,八竜湿地では虫の調査が行われました。一日かけて八竜湿地内をくまなく歩き回り,昆虫やクモなどを捕まえて種を同定する,というものです。
この調査は,八竜緑地意見交換会や保全計画のワークショップでお世話になった名古屋市みどりの協会が主体となり,その委託を受けた専門の調査会社さんにより実施されました。
目で見て,あるいは網を使って(後方)
どんな虫がいるか調べます
この日湿地をよく飛び回っていたのはオオシオカラトンボでした。もちろんこれも記録されました。
この虫の調査とは関係ないのですが,ちょっと湿地の水の中を観察してみると,いろいろな生きものがいました。
スジエビの仲間です
ヨシノボリの仲間です
私は木陰で調査の様子を見ていただけですが,暑い中歩きまわっての作業はとても大変そうでした。しかしこのような地道な努力があるからこそ,八竜湿地の状況が把握でき,そして今後の保全の基礎となる知見が得られるのです。本当にありがたいことです。
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