金城の森にどんな鳥がいるのか,私は普段から姿を見たり,鳴き声を聞いたりして確認をしているのですが,また一つ,私の鳥リストに名前を加えることができました(^_^) それがタイトルの
アオゲラ
です。鳥の名前で「ケラ(ゲラ)」とつけばキツツキを指し,この場合の「アオ」は緑色を意味します。道路の信号機で「進め」は,色としては緑色なのに,「青信号」と呼ぶのと同じです。つまり,緑色を帯びたキツツキ,がその名の由来です。
余談ながら鉄道では,信号に対し「緑色灯」や,Greenから「G信号」「GG信号」など,あくまで緑として表現するのが一般的で,鉄道と道路でなぜこのような表現の違いが生まれたのか,おもしろいですね。
それはさておき,初めてアオゲラを確認したのは6月27日(土曜日),E4棟の東側出口を出た瞬間に,
「フィー,フィー,フィー」と口笛のような鳴き声
が聞こえてきたのです。まさに不意打ち。でもすぐにアオゲラとわかるはっきりとした鳴き声でした。しばらくすると「キョッ,キョッ」というアカゲラに似た鳴き声に続いて「フィー,フィー,フィー」とアオゲラ独特の鳴き声がしました。
その後も・・・
6/29 9:10頃 八竜湿地付近にある新池の東と西の森で二羽が鳴き交わし
6/30 8:30頃 学内のW1棟(私のいる建物)のすぐ西側の森 ↓ で鳴き声
7/ 1 13:45頃 ランドルフ記念講堂東側(下の写真左側)で鳴きながら
飛び去る姿を目撃
7/ 4 8:20頃 第三駐車場付近で,やや遠くから鳴き声が聞こえる
(大学西側の森のどこかにいた模様)
と,最近かなりの頻度で,何らかの形で生息を確認しています。ただ残念なことに,その姿の写真を撮ることはまだできていません。この時期は森の木々が茂って,森の中の鳥がなかなか見つけられないのです(泣)。
なので写真は「アオゲラがいた森」になってしまいましたが(苦笑),でも鳴き声で判別できたのは,水質調査などでとてもお世話になっているトヨタの森のスタッフの皆さまのおかげ。調査に同行してくださった時などに鳴き声から鳥の名前を教えてくださったのです。その教えがこのように役に立ち,感謝しています!
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