今日から7月,2015年が早くも半分終わってしまいました。早いですね。
さて,先日ハナハマセンブリについて書きましたが,同じような日当たりのよい斜面には,ちょっと変わった形の花も咲いていました。下の写真で左下あたりと,右上あたりに,縦に長いピンク色の数株の花があるのがおわかりでしょうか。
これが表題にある「ネジバナ」なのですが,その名前の由来は,この写真を見れば誰もが納得することでしょう。
見事なねじれ具合です (笑)
花がねじれて咲くのでネジバナ,なんですね。この株の場合は,下から上へきれいに「右巻き」 にねじれています。しかし,個体によって右巻きであったり左巻きであったり,あるいは途中で向きが変わることもあるのだそうです。
そう思って他の株を見てみると・・・
ほとんどまっすぐ!
\(◎o◎)/!
「ネジバナ」なのに花がねじれないとは! 個体差がいろいろとあって面白いですね!
このネジバナ,何かと珍重され愛好家の多い(それゆえ盗掘されることも多い)ランの仲間=ラン科の植物です。しかしネジバナは,ラン科にしてはめずらしくごく普通にどこででも見られるため,「希少価値」とは無縁のようですが,個性的な花は目を楽しませてくれますね (^_^)
ネジバナは祖母が鉢に植えて大切に育てていました。金城では芝生に負けず毎年咲いていますよね。ラン科だとは知りませんでした。
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除ネジバナは雑草の中でけなげに咲く姿が愛らしいですね。私も調べて初めてラン科だと知ったのですが,一見ラン科には見えないのもおもしろいと思います。