先日,約3週間ぶりに八竜湿地に行ってきました。金城の敷地のすぐ隣にあるとはいえ,仕事が忙しくてなかなか足を運べなかったのですが・・・
で,フェンスの外の木道から流量測定装置を見て,イヤな予感が。前日雨が降り続いて流量が多いはずなのに,装置を超えて流れる水が少ないのです。
下の写真で,中央の丸印の部分が本来の流れなのですが,左上の丸の部分にも(写真では伝わりませんが)吸い込まれるような水の流れができていました。
それを拡大したのがこの写真で,穴が開いて堰の下につながっているのでした。こんなことをするのはアメリカザリガニ。毎年のこととはいえ,迷惑なんですが・・・
中央左の土のうの下に穴が開いてました
とりあえず,近くにあった粘土でしっかりと穴をふさいで応急処置。
指の跡がいかにも「応急的」ですが(苦笑)
下の写真の左上が粘土で埋めた場所で,これでしばらく待つと中央の丸のように水が勢いよく流れるようになりました。
週末は応急処置だけでしたが,きょうもう一度現地に行き,パソコンで水位データを回収しました。すると,ザリガニが穴をあけたと思われる水位の急降下は6月12日のお昼過ぎに発生していました。なんと2週間分ものデータが使えなくなってしまったのです。頻繁に監視に来なかった私も悪いのですが,困ったものです・・・
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