みなさまこんにちは,よしだです。
昨日 (11日 木曜日) の夕方,W1号棟の西出口で,学生さんたちがコソコソと?何かやっていました。
なんとこれ,蚊の幼虫であるボウフラを集めていたのです! 落ち葉が入った右の容器を外に置いておき,そこに発生したボウフラを左の容器へみんなで移し替えているのが上の写真なのです。
これは,蚊取り線香やその成分の起源である除虫菊が,蚊の殺虫にどの程度効果があるのか確かめてみよう,という薬学部の学生さんの実験の一環。ボウフラから蚊を育てて(?)実験に使うのです。
この実験にあたっては,蚊をたくさん集めるにはどうしたらよいか,と学生さんから「里山担当の」私に相談がありました。蚊そのものをおびき寄せて捕える方法もあるのですが,ボウフラを捕まえて蚊にした方が確実に数が得られるので,この方法を提案したのですが,正確な数はわからないものの,今回だけで100匹くらいは採取できました (@_@)
下の写真は採取したボウフラが泳いでいる様子。まっすぐなものと,腰が曲がったようなものがいますが,前者がボウフラの若者,後者が老人のボウフラ,ではなくて(笑),前者が幼虫,後者がさなぎです。普通昆虫のさなぎはじっとして動かないものですが,蚊は呼吸をしなければならないためでしょうか,幼虫と同じように動きます。
さて,どんな実験結果となるでしょうか???
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