先週金曜日,なごや生物多様性センターの寺本さん,岐阜大学大学院の伊藤さんが金城に来られました。目的はヒメタイコウチのDNAの調査のためです。
生態学の研究においても今やDNAの解析は重要な手法のひとつと位置づけられています。これによって,たとえばある地域に生息するある生物は,遺伝的にひとつの集団なのか,複数の集団に分類することができるのか,といったことを解明することができます。
今回,金城の内外でヒメタイコウチを採取したいとのことでしたので,小野先生と私がご案内をしました。水辺を見て回り,落ち葉を取り除いたり,泥をさらったりしてヒメタイコウチを探します。
普段まじまじと水辺を見ることはあまりないので,別の発見がいろいろあって楽しかったのですが・・・(苦笑)。たとえばこんな物も。
なにかに食いちぎられた
アメリカザリガニです
私も何匹か見つけましたが,今年生まれた小さなものばかり。この写真の個体も,体長が 5 mm くらいしかありません (>_<)
小さっ!
金城周辺に生息するヒメタイコウチについて,どんな結果が出るのかとても楽しみです。
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